2017 Fiscal Year Annual Research Report
Geographical study on the reorganization of regional structure in the South China
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15H05169
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Research Institution | Kyoto University |
Principal Investigator |
小島 泰雄 京都大学, 人間・環境学研究科, 教授 (80234764)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
小野寺 淳 横浜市立大学, 都市社会文化研究科, 教授 (50292206)
松村 嘉久 阪南大学, 国際観光学部, 教授 (80351675)
高橋 健太郎 駒澤大学, 文学部, 教授 (30339618)
阿部 康久 九州大学, 比較社会文化研究院, 准教授 (10362302)
松永 光平 立命館大学, 文学部, 准教授 (80548214)
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Project Period (FY) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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Keywords | 人文地理学 / 中国研究 / 華南 / 地域構造 / フィールド調査 |
Outline of Annual Research Achievements |
本研究課題の第3年次でありかつ最終年度にあたる本年度は、5月14日に京都市において研究集会を開催し、夏季調査の打合せと研究総括に向けてのディスカッションを行った。 夏季調査は広東省深セン市において8月13-20日に行われ、研究代表者と研究分担者のほか、研究協力者として柴田陽一摂南大学講師、李小妹横浜市立大学研究員の若手研究者が参加した。経済特区に指定されてから30年を超える開発によって1000万を超える人口を擁する大都市となった深センにおける調査は、中山大学地理科学与規劃学院の劉雲剛先生と大学院生の協力のもと進められた。メンバーを日本側と中国側のコンビに再編成し、都市班、農村班、景観班、民族班、経済班、文化班、教育班の7グループによって多面的に巨大都市の地域構造変化について調査研究を行った。最終日には日中共同の総括討論会を現地で実施した。解散後、小島等4名は粤東地域の短期日の巡検を実施し、珠江デルタ周縁地域の現状を確認した。 12月27-28日には神戸市において深セン調査のワークショップを開催し、各グループの調査研究の知見を共有するとともに、研究成果の総合と公開についてディスカッションを行った。 研究成果の公開のために、3月22日に東京学芸大学で開催された日本地理学会2018年春季学術大会において深セン研究のセッションを設定し、農村の消滅、城中村の土地権利、文化の商品化、ムスリム社会、グラフィティと都市空間、越境通学、日系企業について報告が行われた。また翌23日には日本地理学会中国地理研究グループと共催で若手中国研究者の珠江デルタ認識をめぐる研究集会を開催し、2名の中山大学研究者を招聘し、議論を深めた。
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Research Progress Status |
29年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
29年度が最終年度であるため、記入しない。
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Research Products
(25 results)