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2015 Fiscal Year Annual Research Report

看護師の視覚に基づく観察時のヒューマンエラーにつながる見落とし現象の分析

Research Project

Project/Area Number 15H06536
Research InstitutionIshikawa Prefectural Nursing University

Principal Investigator

林 静子  石川県立看護大学, 看護学部, 講師 (30346019)

Project Period (FY) 2015-08-28 – 2017-03-31
Keywords観察 / 眼球運動 / 医療安全 / 新人看護教育
Outline of Annual Research Achievements

本年度は、医療事故やヒヤリ・ハットに対応できるような教育方法を検討するため、全国の新人看護職員研修を行っている医療施設を対象に、新人看護職員研修の教育方法・評価の実態と課題について質問紙調査の実施をした。調査内容は「Ⅰ.看護職員として必要な基本姿勢と態度」「Ⅱ.技術的側面」「Ⅲ.管理的側面」から、教育方法の実態、課題、評価方法、医療の安全確保についての意識の程度とし、現在分析を行っている。
次年度は、質問紙調査の結果から新人看護職員研修の教育方法と、医療安全確保についての意識の関係を検討を行う。また、看護師の視覚に基づく観察が重要となる状況・場面の抽出を、医療施設で勤務している医療安全管理に関わっている看護師に助言を受けて行う。抽出した状況・場面の観察を行い、アイカメラを用いて視覚による観察を客観的に示し、さらに観察時の認識をインタビューから得られる認識との一致を確認する。その結果から、医療事故やヒヤリ・ハット等につながる“見落とし”現象を検討する予定である。

Current Status of Research Progress
Current Status of Research Progress

3: Progress in research has been slightly delayed.

Reason

当初予定していた、医療施設に勤務している医療安全管理に関わっている看護師へのインタビューを行う前に、新人看護職研修で行われている教育内容・評価方法、医療安全確保についての意識について調査を行う必要性があった。そのため、計画を変更し、質問紙調査を実施することとしたため、当初予定よりやや遅れている。

Strategy for Future Research Activity

現在分析を行っている質問紙調査の結果を確認しながら、医療施設で勤務している医療安全管理に関わる看護師と話し合いを進め、“見落とし”やすく医療事故、ヒヤリ・ハットを引き起こしやすい状況・場面を特定し計画を進める。

URL: 

Published: 2017-01-06  

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