2015 Fiscal Year Annual Research Report
中山間地域における訪問看護の連携促進を目指したICTネットワークシステムの構築
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15H06552
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Research Institution | University of Hyogo |
Principal Investigator |
山本 大祐 兵庫県立大学, 看護学部, 助教 (10755820)
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Project Period (FY) |
2015-08-28 – 2017-03-31
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Keywords | 訪問看護 / 中山間地域 / 連携促進 / システム構築 |
Outline of Annual Research Achievements |
平成27年度は、中山間地域である兵庫県但馬地域の訪問看護ステーション(以下、訪看ST)の情報を一元化したWebサイトの本格稼働に向けて、但馬地区訪問看護ステーション連絡協議会と研究代表者(山本)がプロジェクトチームを立ち上げ、Webサイトの効果的活用に向けた会議を複数回行った。その会議では、訪看STのネットワークシステムの基盤となるWebサイトの内容について、第三者に評価してもらい内容の発展をめざすことになった。Webサイトの評価は、但馬地域のケアマネジャーと地域住民にアンケート調査を実施することになり、アンケート調査の配布準備を行った。 アンケート調査の準備と共にプロジェクトチームでは、但馬地域の訪看STの情報を一元化したWebサイトを基にしたパンフレット作成も行い、但馬地域全体に訪看STのネットワークシステムについて地域住民や関連職種に普及啓発活動を行うことになりパンフレット作成をプロジェクトチームを中心に準備作業を開始し、平成28年度に配布できるように準備を行っている。 訪看STのネットワークを持つことで、訪看STの看護スタッフの人材育成が充実できるように研修や学びの場を持つことが出来るように企画を進めており、但馬地域の訪看STの看護スタッフを中心に病院等の看護師とも交流できる機会となるように準備を進めている。現在は、プロジェクトチームを中心としたメンバーで、研修内容等について精査している。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
概ね研究計画通りに進展している。
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Strategy for Future Research Activity |
今後は、訪問看護ステーション(以下、訪看ST)の情報を一元化したWebサイトの第三者評価(ケアマネジャーと地域住民)を実施しWebサイトの本格稼働に向けた準備を行い、ネットワークシステムを導入したことによる有効性の評価をプロジェクトに参画した訪看STを中心に実施していく予定である。
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