2015 Fiscal Year Annual Research Report
The survey of real sleep related habits among diabetes patients and the construction of the new intervention method focused on sleep
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15H06728
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Research Institution | Kyoto Koka Women's University |
Principal Investigator |
山下 舞琴 京都光華女子大学, 健康科学部, 助教 (30757183)
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Project Period (FY) |
2015-08-28 – 2017-03-31
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Keywords | 睡眠 / 生体リズム / 糖尿病 |
Outline of Annual Research Achievements |
本研究の目的は、糖尿病患者の睡眠の実態を明らかにすること、および、対象者の実態に合わせた睡眠への介入が、睡眠と糖尿病の改善に寄与できるかを明らかにすることである。平成27年度は、まず糖尿病患者のみならず、予備群を含めた対象地域における住民の睡眠の実態を明らかにすることを目的に、質問紙調査を計画した。調査地域は京都府京丹後市で行い、対象者は特定健診の結果報告会に来所した人を対象とした。 しかし、平成27年10月、調査地域である京丹後市との詳細な打合せ時に、京丹後市側担当者の異動があったこと、および、特定健診に関わる研究であるため、京丹後市における事務手続き上、平成27年度中の調査が不可能であることが判明し、その旨を通知された(京丹後市における研究に関わる事務手続きは、採択後しか行うことができなかった)。急遽、平成28年度の京丹後市保健事業として特定健診時における睡眠の調査を組み込む手続きを行ったため、調査開始が平成28年4月以降となった。そのため、平成27年度に調査を行うことができなかった。 平成27年度は、質問紙の準備、対象となる関係各所への調整を主に行った。京丹後市の特定健診担当の保健師を中心に、特定健診の結果報告会に関わる保健師の説明や打ち合わせなどを行うため、旅費を支出したことに加え、調査に関係する機器等の購入に支出した。また、糖尿病と睡眠の関係について、文献検討や学会への参加を通して情報収集を行い、レビューの結果を学会で発表した。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
科研費の交付決定後、平成27年10月の調査地域である京丹後市との詳細な打合せ時に、京丹後市側担当者の異動があったこと、および、特定健診に関わる研究であるため、京丹後市における事務手続き上、平成27年度中の調査が不可能であることが判明し、その旨を通知された(京丹後市における研究に関わる事務手続きは、採択後しか行うことができなかった)。急遽、平成28年度の京丹後市保健事業として特定健診時における睡眠の調査を組み込む手続きを行ったため、調査開始が平成28年4月以降となった。そのため、平成27年度に調査を行うことができなかった。
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Strategy for Future Research Activity |
京丹後市との手続きは順調に進められており、平成28年度の特定健診の事業の中に、質問紙調査を行うことがすでに決定している。保健師や関係各所との打ち合わせや相談も十分に行えているため、すぐに調査ができる状態に整えられている。 当初は質問紙調査に続けて、その実態を踏まえて実際に介入を行う予定であったが、実態調査の日程がずれこんだことを踏まえ、平成28年度は実態調査を行い、集計と解析を行い、地域住民の睡眠と糖尿病の実態を生体リズムの視点から明らかにしていく予定である。
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Research Products
(2 results)