2015 Fiscal Year Annual Research Report
高齢者の全身持久力および心筋に好作用を及ぼす持久性運動プロトコルの開発
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15J11056
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Research Institution | Tokyo Metropolitan Geriatric Hospital and Institute of Gerontology |
Principal Investigator |
大須賀 洋祐 地方独立行政法人東京都健康長寿医療センター(東京都健康長寿医療センター研究所), 東京都健康長寿医療センター研究所, 研究員 (10741986)
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Project Period (FY) |
2015-04-24 – 2018-03-31
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Keywords | 倫理審査委員会 / UMIN |
Outline of Annual Research Achievements |
1.研究開始までの準備 実現可能性の高い研究を遂行するため、特別研究員申請書を基盤とした綿密な研究計画書を3機関(筑波大学体育系、筑波大学附属病院、JAXA)の研究倫理審査委員会の指摘を勘案しながら2016年2月までに作成した。具体的には、J-HIAT開発者との高齢者版運動プログラムの新規開発、安全管理体制の整備(医師(心臓血管外科)の協力要請、研究組入・除外基準と運動中止基準の作成、緊急連絡網の配備、スポーツ安全保険の加入)、機関内の予算実施請求と発議(研究遂行上伴う予算を発議し、決裁を得る)をおこなった。2015年10月に筑波大学体育系研究倫理審査委員会、2016年3月に筑波大学附属病院倫理審査委員会、同日にJAXA人間を対象とする研究開発倫理審査委員会の承認を得て、大学病院医療情報ネットワーク研究センター(UMIN center)に試験内容を登録した(UMIN00021185)。 2.研究(予備試験)開始 研究参加者の募集:地域情報誌の広告欄に研究概要を掲載し、研究参加者を募集した結果、23名の応募者を獲得した。組入:22名が、組入基準を満たしていることを確認し、研究説明会に関する資料を郵送した。研究説明会:被験者に研究内容、研究参加に伴う利益や不利益、個人情報が保護されること等を説明し、全員から研究参加への同意を得た。適格性検査:被験者に適格性検査(問診、採血、12誘導心電図検査、運動負荷試験)をおこなった結果、1名を除き、予備試験への参加が承認された。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
3機関の倫理委員会の審査を承認をうけることによる書類手続きと日程調整のため、3か月ほどの遅れが生じた。
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Strategy for Future Research Activity |
速やかに予備実験をおこない、実験データをまとめ原著論文として国際誌に投稿する。
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