2016 Fiscal Year Research-status Report
行動観察によるユーザ状況・意図推定を用いた作業支援システム
Project/Area Number |
15K00382
|
Research Institution | Meiji University |
Principal Investigator |
櫻井 義尚 明治大学, 総合数理学部, 専任准教授 (30408653)
|
Project Period (FY) |
2015-04-01 – 2018-03-31
|
Keywords | 機械学習 / データマイニング / 感性工学 / 意思決定支援システム / 情報検索 |
Outline of Annual Research Achievements |
本研究の目的は、機械の中に気の利いた秘書が居るかの如くユーザの状況や意図を理解して意志決定に必要な情報提供を行うWeb知能型エージェントの開発である。具体的には、直感的に探し出す事が難しいモノ・コト、香水などの感性的要素を含む対象の検索エンジン、行動観察を通してユーザの意図を推定する推論エンジン、検索目標が明確ではなく探索的行動が必要な検索の支援技術、ユーザの主観感覚に自動的に合わせる直感サポートシステムなどが含まれる。 本年度は、対話による意図理解、テキスト情報に基づいた状況・意図理解に向けて、ユーザの目的理解とそれらの情報に基づいて対話を行うカウンセリングエージェントの研究を行った。
|
Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
目標とするWeb知能型エージェントの実現に向けて、対話による意図理解、テキスト情報に基づいた状況・意図理解に向けて、ユーザの目的理解とそれらの情報に基づいて対話を行うカウンセリングエージェントの研究を進め、国際会議において発表した。
|
Strategy for Future Research Activity |
ユーザの行動情報を収集するため、GPSなどのセンサー情報やスマートフォンアプリなどを活用したシステム作りと、Web上のデータを利用した知識獲得、ユーザの意図理解のため、テキストマイニング手法の研究を進めていく。
|
Causes of Carryover |
購入を予定していた注視点計測装置が購入できなかったため、そのための予算が残った
|
Expenditure Plan for Carryover Budget |
次年度予算と合算してセンサー購入を検討する
|