2017 Fiscal Year Research-status Report
訪日外国人旅行者による地域歴史資料を活用した情報発信に関する研究
Project/Area Number |
15K00476
|
Research Institution | Hokuriku Gakuin Junior College |
Principal Investigator |
沢田 史子 北陸学院大学短期大学部, コミュニティ文化学科, 教授(移行) (20456429)
|
Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
吉田 武稔 北陸先端科学技術大学院大学, 先端科学技術研究科, 教授 (80293398)
村上 嘉代子 (平野嘉代子) 芝浦工業大学, 工学部, 准教授 (90424895)
|
Project Period (FY) |
2015-04-01 – 2019-03-31
|
Keywords | 訪日外国人旅行者 / 情報発信 / 地域歴史資料 |
Outline of Annual Research Achievements |
平成29年度は,研究期間である3年間の最終年度であったが,諸事情により研究をあまり進めることができず,1年間延長することとした.29年度,明らかになったことは以下の通りである. 活性化している地域の観光情報を発信するFacebookページのユーザーコメントについて感情分析を行い,どのような感情でコメントしているかを明らかにし,活性化のための考察を行った.FacebookページはWebサイトに比べ,ページの開設には費用が掛からず簡単に始めることが出来るため,個人が運営しているページも多い.ファン数が多いページに絞ってみると,個人ページの割合は減り,観光協会や地域の観光情報を発信する企業などの組織が中心となる.このような組織が運営しているページであっても,活性化しているものは多いとは言えない.全国的には有名でなくても,その地域の出身者や地元の人々に親しまれている場所や食べ物などを発信することにより一定の反応が得られ,Facebookページの活性化に有効であることがコメント分析より明らかとなった.
|
Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
4: Progress in research has been delayed.
Reason
平成29年度が最終年度であった。研究代表者の業務多忙と、分担者の育児休暇などのため、最終年度に予定していた研究がほとんどできなかった。
|
Strategy for Future Research Activity |
訪日外国人旅行者における情報発信のモチベーションの解明を行う。
|
Causes of Carryover |
最終年度であったが、研究が遅れ1年延長することとした。平成30年度に実施予定のアンケート調査で使用する。
|