2017 Fiscal Year Annual Research Report
Development and practical use of the learning system from passing the qualification examination of nutrition and fitness to making a skill rise
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15K00502
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Research Institution | Kyushu Kyoritsu University |
Principal Investigator |
樋口 行人 九州共立大学, スポーツ科学部, 教授 (00369787)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
横家 将納 下関短期大学, その他部局等, 准教授(移行) (30566419)
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Project Period (FY) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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Keywords | 学習支援システム / eラーニング / 健康運動学 / 健康運動指導士 / 栄養学 / 管理栄養士 |
Outline of Annual Research Achievements |
健康増進月間標語「1に運動、2に食事、しっかり禁煙、最後に薬」にあるように、運動と栄養(食事)は健康の両輪である。 健康運動指導士を輩出するために、資格試験受験生にインターネットを介した資格試験対策の学習コンテンツを提供してきた。受講生の試験合格率は全国平均よりも良好で、このコンテンツのLMSによる受講データ解析と事後アンケートにより、合格に必要な部分(ポイント)を絞った重点化コンテンツも作成した。2018年より不特定多数に提供するため、スマートフォン用無料アプリケーション化している。また、コンテンツ受講生のアンケートにより、資格試験合格後、現場で必要と感じている分野は「栄養」関連分野であり、対面講義形式の講座を希望する者が多かった。2017年度から健康運動指導士資格更新単位を付与した講習会(学びの場)を提供して、健康運動指導士が栄養を学ぶ講座を開催して継続している。地域の健康運動指導士のレベルアップが目的であるが、eラーニングにより合格した後に必要とされていることを開催しており、資格試験合格からスキルアップまでの学習手法としてよいモデルケースを提供できたと考えている。 管理栄養士については、同様に国家試験受験生に資格試験対策の学習コンテンツを提供したが、eラーニングでは特筆すべき合格率をあげられなかったこともあり、現場管理栄養士へのアンケートにより、現場で必要と感じている分野を尋ねた。その結果は「運動」関連分野であり、対面実習形式の講座を希望する者が多かった。2017年度から管理栄養士が運動を学ぶ講座を開催するとともに、運動の専門家ではない管理栄養士の立場であっても、簡単に指導が行える運動メソッドを開発している。 このように運動の専門家、栄養の専門家を育て、運動の専門家が栄養を、栄養の専門家が運動を学ぶ場をブラッシュアップし続けることにより、地域の健康を下支えしていく。
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Research Products
(1 results)