2015 Fiscal Year Annual Research Report
アーキテクチャ統合分析法によるワークショップの定量評価と成熟度モデル構築
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15K00697
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Research Institution | Keio University |
Principal Investigator |
白坂 成功 慶應義塾大学, システムデザイン・マネジメント研究科, 准教授 (00588741)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
前野 隆司 慶應義塾大学, システムデザイン・マネジメント研究科, 教授 (20276413)
保井 俊之 慶應義塾大学, システムデザイン・マネジメント研究科, 特別招聘教授(非常勤) (50567758)
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Project Period (FY) |
2015-04-01 – 2016-03-31
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Keywords | ワークショップデザイン / 成熟度モデル |
Outline of Annual Research Achievements |
平成27年度は、イノベーション創出のためのワークショップの定量的評価手法の確立を実施するための基礎データ取得と、成熟度モデルの分析を実施した。 本手法を確立するためには、ワークショップの定量評価の指標を検討するために、複数のワークショップのデザイン、実施、及び評価を実施した。特に、多様な目的のワークショップのデザイン、実施、評価をおこなうことで、ワークショップの定量的評価手法のための基礎データとした。 まず最初に、 ワークショップデザインの観点であり、どのような目的のワークショップで、どのように考えてワークショップをデザインしたかをもとに評価をおこなうために、意味構造に基づくワークショップの垂直アーキテクチャを明確にすることを実施するためにワークショップを実施した。 次に、ワークショップに関係するすべての関係者の観点であり、それぞれの関係者の視点から見てワークショップがどうであったかの評価をおこなうためにとステークホルダ構成に基づくワークショップの水平アーキテクチャを明確にするために、ワークショップデザイナ、ワークショップのファシリテータ、ワークショップの支援者、及びワークショップの参加者の視点の関係性を明確にするためにワークショップを実施した。 また、現在システム開発においては、能力成熟度モデル統合が、組織がシステムを構築するためのプロセス評価を実施するための組織の能力成熟度モデルとしてCMU SEIにより提案され、広く活用されている。同じくISO/IEC 1550もソフトウェア開発における組織の能力成熟度モデルとして広く利用されている。これらを分析して、どのようなアプローチで成熟度モデルを作成することが可能であるかの分析を実施した。
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Research Products
(2 results)