2017 Fiscal Year Annual Research Report
Video Documentation to support children's subjective regional activities
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15K00709
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| Research Institution | Kobe Design University |
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Principal Investigator |
曽和 具之 神戸芸術工科大学, 芸術工学部, 准教授 (00341016)
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| Project Period (FY) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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| Keywords | ドキュメンテーションデータ / 撮影たいそう / 映像フローカード |
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| Outline of Annual Research Achievements |
平成29年度は研究最終年度であったため、以下の点に特に重点を置いた総括を行った。
（１）ドキュメンテーションデータ管理システムの長期運用方法
子どもの学びの成長を記録・編集・データ共有するシステムを構築するために、以下の点に着目して技術的側面および運用的側面から総括的に検証を行った。①データ圧縮：本研究において、子どもたちの個々の活動記録は従来のHDを基本として記録を行ってきたが、平成29年度からは、全体の流れを撮影する定点ビデオなどに4Kを採用し、子どもたちの活動状況が細かく観察できるように改善した。この結果、一つのイベントまたはワークショップにおける平均的な映像データ容量は約1TBに達するようになった。このため、（1）初期編集時のデータ（Apple ProRess非圧縮）、（2）公開用書き出しデータ（mp4, 720P）、（3）長期保存用データ（mp4, 1080P）に分類し、長期保存段階でのデータ容量を約100～200GBに圧縮した。②サーバ管理体制：外部サービスとの連携により、ウェブサイトの単独開発費を極力抑えるよう、サーバの管理体制を整備した。また、それぞれの外部サービスを統括的に管理・閲覧できるサイトを独自に開発し、子どもを含む利用者が、使いやすくかつ、必要に応じて、自分のデータにアクセスできるようにした。③コスト算出：前述①および②により、運用コストを研究開始当初より約40％節約することができ、一般普及しやすいシステムを構築することができた。
（２）ドキュメンテーションリテラシーに関するカードブックの作成
活動プログラムにドキュメンテーションリテラシー教育を組み入れるためのカードブックを準備し、子どもたちが継続してドキュメンテーションできる環境を整備した。
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