2018 Fiscal Year Research-status Report
Project/Area Number |
15K00728
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Research Institution | University of Niigata Prefecture |
Principal Investigator |
村山 伸子 新潟県立大学, 人間生活学部, 教授 (80219948)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
大久保 公美 国立保健医療科学院, その他部局等, 主任研究官 (80407577)
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Project Period (FY) |
2015-04-01 – 2020-03-31
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Keywords | 子どもの貧困 / 食生活 / 栄養政策 |
Outline of Annual Research Achievements |
本研究の目的は、1)子どもに保障されるべき食事の内容と食費、2)日本における子どもの食事保障のオプション検討、3)諸外国における低所得世帯の子どもの食事保障のレビューをすることである。前年度までに、1)2)はほぼ終了し、国際誌に発表した。当該年度は、当初最終年度の予定であり、3)を実施しながら、これまでの研究成果を著書として出した他、いくつかの論文で発表した。これらは共同通信の記事になり、全国に配信された。低所得世帯の子どもの健全な育成に向けて、食事の保障だけでなく、子どもの居場所づくりや、幼児教育無償化の流れをつくる上でも重要な研究成果を出すことができた。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
2018年度9月に実施された日本栄養改善学会学術総会の会長として、学会の企画運営にあたったため、研究時間がとれずに、この年に予定していた最後のまとめが遅れている。
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Strategy for Future Research Activity |
1年間研究機関を延長して、最終的なまとめをおこなう。また、研究成果について、2019年8月のアジア栄養学会議において発表をおこなう。
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Causes of Carryover |
2018年度に日本栄養改善学会学術総会の会長として、学会企画、運営をおこなったため、研究時間をとることが十分できず、予定していた研究費を使用していない。2019年度まで研究期間を延長し、予定していた研究を終了する予定である。
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Research Products
(2 results)