2018 Fiscal Year Annual Research Report
Relationship between salt taste threshold and salt intake, and the influence of health guidance intervention on salt taste perception
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15K00877
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| Research Institution | Showa University |
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Principal Investigator |
長谷川 毅 昭和大学, 医学部, 准教授 (90349100)
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| Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
佐々木 彰 福島県立医科大学, 公私立大学の部局等, 助手 (00749129)
西脇 宏樹 福島県立医科大学, 公私立大学の部局等, 助手 (20465173)
飯田 英和 福島県立医科大学, 公私立大学の部局等, 助手 (80749119)
福原 俊一 京都大学, 医学研究科, 教授 (30238505)
高田 俊彦 福島県立医科大学, 医学部, 講師 (60456077)
栗田 宜明 福島県立医科大学, 公私立大学の部局等, 准教授 (80736976)
脇田 貴文 関西大学, 社会学部, 教授 (60456861)
福間 真悟 京都大学, 医学研究科, 特定准教授 (60706703)
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| Project Period (FY) |
2015-04-01 – 2019-03-31
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| Keywords | 塩分摂取量 / 体重増加量 / 後期高齢者 / 健康行動 / 予測ツール / 尺度開発 |
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| Outline of Annual Research Achievements |
平成30年度はデータ解析、英文原著論文執筆および査読付国際医学雑誌への投稿を行った。
「後期高齢者における塩分摂取、体重増加における血圧上昇との関連」については、下記の研究結果が得られた。福島県須賀川市の75歳以上288人を対象に、一日推定食塩摂取量（早朝スポット尿から田中法を使用）、体重と血圧上昇との関連を横断的に調べた。平均年齢79.7歳、平均推定食塩摂取量9.1g日であった。線形回帰モデルで解析し、食塩摂取量1SD増加により収縮期血圧4.1 mmHg、体重1SD上昇により収縮期血圧 5.3mmHgと関連した。また、体重1SD上昇により拡張期血圧 2.7mmHg上昇と関連した。生活習慣変容で後期高齢者の高血圧管理ができる可能性を示した。
本研究結果は、The Journal of Clinical Hypertensionに受理された。
「塩分過剰摂取者を同定するための予測ツールの開発」については、下記の研究知見が得られた。福島県在住の健康診断受診者を対象とし、塩分過剰摂取を予測する尺度開発を行った。アウトカムである塩分摂取量を予測する候補因子の抽出はDelphi法を用いて行った。1101人のderivation datasetと249人のvalidation datasetを用いて解析を行った結果、8つの予測因子が選択されスコア化された。開発された予測ツールのROC曲線下面積は、derivation datasetで0.70（95%CI 0.67-0.74)、validation datasetで0.71（95%CI 0.62-0.80)であった。我々が開発した塩分過剰摂取者を特定するためのスクリーニングツールを使用することにより、減塩のための介入を必要とする標的集団を効率的に抽出できる可能性を示唆した。
本研究結果は、現在査読付国際医学雑誌に投稿中である。
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