2016 Fiscal Year Research-status Report
学術雑誌の掲載論文の特色に基づく大学研究の目的の分析
Project/Area Number |
15K01006
|
Research Institution | Gifu University |
Principal Investigator |
細野 光章 岐阜大学, 研究推進・社会連携機構, 教授 (30525960)
|
Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
浦島 邦子 文部科学省科学技術・学術政策研究所, その他部局等, 上席研究官 (30371008)
林 和弘 文部科学省科学技術・学術政策研究所, その他部局等, 上席研究官 (00648339)
|
Project Period (FY) |
2015-04-01 – 2018-03-31
|
Keywords | 学術研究 / イノベーション / 研究段階 / 学術雑誌 |
Outline of Annual Research Achievements |
昨年度に実施したアンケート対象者の選定において科学技術・学術政策研究所による「専門家ネットワーク」を活用することとしたが、当該ネットワークの活用にあたり、同研究所内における承認を得るため、関連手続きを行った。本年度中のアンケート調査の実施を予定していたが、承認手続きに時間を要したため、次年度にアンケート調査を実施することとした。 アンケートの質問票の設計を行い、アンケート対象者等に試行して、問題点等を修正した上で、最終的な質問票を作成した。具体的には、研究計画時には、調査対象者に対して関連学術雑誌のリストを提供した上で、当該リストから知見を有する学術雑誌を選択させる方式を構想していたが、妥当性評価を行った結果、本方式は困難であることが分かった。このため、調査対象者が投稿実績のある学術雑誌を数誌に限定するような形式で、本アンケート調査を行うこととし、改めて調査票の設計を行った。 欧州における本調査研究の関連研究等の動向把握のために、European Science Open Forum 2016に参画し、関連研究者・実務者等との意見交換を行った。少なくとも学術雑誌の特色から、研究の推移を把握するような先行研究は見受けられなかった。 本研究の申請・採択に前後して、研究代表者の異動が生じたため、当初計画より研究に遅延が生じている。可能な限り、当初計画に準じるように本研究を進める予定であるが、場合によっては、一年の研究期間の延長を検討する。
|
Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
研究代表者が本研究申請採択と前後して、所属機関を異動し、研究環境が変化したため。
|
Strategy for Future Research Activity |
平成28年度に予定していたウェブ調査を、平成29年度中に実施し、その分析等を取りまとめる。
|
Causes of Carryover |
研究代表者が本研究申請採択と前後して、所属機関を異動し、研究実施環境の変化が生じたため。
|
Expenditure Plan for Carryover Budget |
研究成果の学会報告等を予定しており、学会参加費及び旅費等で執行予定である。
|