2017 Fiscal Year Annual Research Report
A Practical Research on Educational Effects of Active Learning for Vocational and Technical Education between Salesian Polytechnic Tokyo and Overseas Educational Institutions
Project/Area Number |
15K01048
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Research Institution | SALESIAN POLYTECHNIC |
Principal Investigator |
伊藤 光雅 サレジオ工業高等専門学校, その他部局等, 准教授 (60582921)
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Project Period (FY) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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Keywords | アクティブラーニング / グローバルPBL / 異文化理解 / グローバル人材育成 / ものづくり教育 / M2M/IoT / Amazon Web Services / 共同研究 |
Outline of Annual Research Achievements |
研究計画最終年である2017年度は,「共同研究プロジェクト」として取組んでいたM2M/IoT技術とAWSを活用した水耕栽培システムの構築において日本側のシステム構築を終えた.現在,モンゴル側にてAWS設定と,水耕栽培機からの栽培環境情報データのエラー処理との,2つの課題が未解決となっている.モンゴル側では10名の学生が研究同好会にて活動している.技術支援を日本の学生が中心となりシステムの完成を目指している.本プロジェクトの成果は,日本側にて2名の学生により高専の卒業研究として取組み,モンゴル側にて5名の学生により日本国内の学会にて報告をした. また「理科教室プロジェクト」では8月の国内理科教室,9月のモンゴル国での海外出前理科教室と予定通りに展開し,1年間の教育における成果報告を学生により年度末に学会報告を終えている.特に国内理科教室ではNTTビズリンク社のスマートビデオ会議サービスを用いて,2国間同時開催の理科教室を展開するに至った.2国間同時開催の理科教室の実施は,2016年の試行含め2017年まで2年間に渡り展開した.その成果は,「スマートビデオ会議サービスを活用した日・蒙の同時開催による理科教室」工学教育 vol.65 no.3 pp. 88-92 2017として公表されている.学会においても「スマートビデオ会議サービスを活用したサレジオ高専とモンゴル高専との同時開催による理科教室」日本工学教育協会、第65回工学教育講演会(東京都市大学)、講演番号3F06,2017/8/30として発表している. 3年間の研究成果を踏まえて「理科教室事例集」の出版準備をしていたが未完のままである.これまで蓄積したデータをもとに本年度「理科教室事例集」として出版を目指している.2017年度の本研究における成果報告は,教員により論文発表1本と学会発表2本,学生により学会発表9本であった.
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Research Products
(12 results)