2016 Fiscal Year Research-status Report
モバイル・クラウドシステムを活用した俳句・連句創作活動支援と地方創生への貢献
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15K01096
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Research Institution | Kanazawa Gakuin University |
Principal Investigator |
高田 伸彦 金沢学院大学, 基礎教育機構, 教授 (90329433)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
高木 悟 工学院大学, 基礎・教養教育部門(公私立大学の部局等), 准教授 (50367017)
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Project Period (FY) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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Keywords | 俳句 / 連句 / 経路選択 / 音声入力 / 静止画 / アニメーション |
Outline of Annual Research Achievements |
平成28年度は、平成27年度の結果を踏まえ,本格的な俳句・連句創作環境システム構築に着手し,詠み手の創作環境を中心に,最適な環境構築を目指す予定であった.しかし、経路選択の構築方法の最適な手段が発見できない状態であった。経路選択関係では、関係者を訪問し、数学的な点を中心に話し合ったが、最終的な結論がでず試行錯誤終始した。特に、不特定多数の訪問者からデータを収集する場合、個人データとなるため、データ項目の選定にも苦慮している。そのため、プログラムとして確立しておらず、そのままの状態で平成28年度は終了した。今年度(平成29年度)は再度全般的に見直して、プログラムの作成を早急に行いたい。また、23年度~27年度までに蓄積した文学に関するデータと美術に関する静止画やアニメーション作品をDBにまとめを行っていたが、まだ、細部に渡る詳細が詰めていないので完成までには至っていない。 音声入力関係であるが、近年、音声データに関しては、あまり新規的で興味の湧く音声入力の手段が発表されていないので、俳句や連句に応用する手段にも新規的な方法は適応できなかった、そのため、入力に関しては今まで、計画し実験を行った範囲で最終的にまとめてみたいと思う。これらを状況を踏まえて、今年度(平成29年度)は、最終年度なので、今までに成果の上がった手法と未確定な部分を明確にし、今年度で出来る範囲をしっかり決めて、まとめて発表できるようにしたい。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
平成27年度は、かなり順調に進んでいたが、平成28年度は、あまり本研究に割ける時間が少なく、進捗としてほとんど進まなかったのが実情であった。学校の組織改革による作業の増大と旧カリキュラムと新カリキュラムの作成など時間を取られてしまって科研費関係の研究作業が進まなかったのは、残念であった。また、近年の学生には生活指導など予想外の時間を必要としてきており、学生の個別の対応に多くの時間が割かれることが多くなってきているが、可能な限り時間を見つけて科研費関係の研究を進めたい。 昨年度は、経路選択はじめ、すべての研究が予定通り進まなかったため、今年度は、昨年度の作業を踏まえて行う予定である。また、最終年度なので、小規模でも確固としたる成果を出せるように取り組みたい。
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Strategy for Future Research Activity |
本年は、本研究の3年間の最終年度であるため、きちんと研究成果を出すようにしたい。経路選択に関しては、平成28年度までに検討してきた内容を踏まえ、俳句・連句に適応できる経路選択のアルゴリズムを確立し、プログラムを作成したい。最適化の検討も必要であるが、やはり、試行錯誤的な手法も重要であり、時間の許す限り、実際に作成して修正していきたい。また、静止画やアニメーションによる表現であるが、もう一つの科研費関係の研究でプロジェクションマッピングでの表現も効果的であり、2つの研究をもとに、総合的な融合をはかり表現に関しては、まとめてみたい。また、地域貢献であるが、本学は、産官学において、特に官学に関して、いくつかイベントへの要請があり、これも絡めて作業を行っていきたいと思う。最終的には、学生を動員してアンケートをとり、評価・分析して発表したいと思う。
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Causes of Carryover |
データ整理用にPCを購入しようとしたが、平成28年度に間に合わずPCを購入することができず、次年度に持ち越しになった。その他に関しても研究が進んでいなかったので購入などで使用することができなかった。
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Expenditure Plan for Carryover Budget |
平成29年度は、静止画像や動画などを格納するために必要なPCを主に購入する予定である。また。関係備品に関しても購入する予定である。
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Research Products
(2 results)