2015 Fiscal Year Research-status Report
システムズエンジニアリング・フレームワークの情報システム構築上流への適応
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15K01220
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Research Institution | Advanced Institute of Industrial Technology |
Principal Investigator |
嶋津 恵子 産業技術大学院大学, 産業技術研究科, 教授 (70424215)
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Project Period (FY) |
2015-10-21 – 2018-03-31
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Keywords | システムズエンジニアリング / モデリング / オブジェクト指向 / モデルベースシステムズエンジニアリング |
Outline of Annual Research Achievements |
27年度は,代表的な関連研究や先行研究が,情報システム構築の上流におけるユースケース分析とコンテキスト分析に対し,どの程度貢献しているかの詳細調査を行った.これは,本研究開発の焦点を明確にすることが狙いであったが,前年度までに先行的に開始したアプローチを清廉化させる際の方向付けに利用した.また研究成果を実際の情報システム構築(巨大災害用救命情報システム)に利用するため,制約やステークホルダの特定と開発メンバーとの調整等の準備にも取り掛かった.
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
1: Research has progressed more than it was originally planned.
Reason
12件の研究成果を発表し,うち2件論文賞を受賞した.
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Strategy for Future Research Activity |
27年度の成果であるユースケース分析とコンテキスト分析を,整合性をとりながら並行して効率的に実施する手法のアルゴリズムを,支援ツールとして実装する.そして,これを利用して, 巨大災害救命用情報システム構築の上流作業を実施する,その際,技術者だけでなくDMAT (Disaster Medical Assistance Team:災害派遣医療チーム)等もステークホルダとして加え,実用性の高さを確認する.
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Causes of Carryover |
次年度使用額は発生していません.
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Expenditure Plan for Carryover Budget |
次年度使用額は発生していません.
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Research Products
(6 results)