2018 Fiscal Year Research-status Report
3次元画像投影と近赤外線マーキングによる新規イメージガイド手術支援システムの開発
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15K01294
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Research Institution | Kochi University |
Principal Investigator |
穴山 貴嗣 高知大学, 教育研究部医療学系臨床医学部門, 准教授 (30403893)
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Project Period (FY) |
2015-04-01 – 2020-03-31
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Keywords | インドシアニングリーン / 近世外線蛍光 / 低侵襲手術 / 肺がん |
Outline of Annual Research Achievements |
臨床試験において、定位的に注入されたインドシアニングリーンの肺実質への分布と描出限界について、20例の症例集積を終えた。蛍光描出能と、病変マーキングの正確性について、解析データの一部を2019年4月に開催された日本外科学会学術集会において研究成果として公表した。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
1: Research has progressed more than it was originally planned.
Reason
症例集積が進み、イメージガイド手法によるマーキング精度が明らかになりつつある。研究成果を学会発表済みで、今後は詳細な検討と原著論文の発表を目指す。
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Strategy for Future Research Activity |
これまでに得られたデータを詳細に解析し、マーキング精度をCTガイド下経皮的アプローチ群、レントゲン透視下気管支鏡下アプローチ群、Hybrid OR/ cone beam CTガイド併用気管支鏡下アプローチ群の三群に分けて、比較検討する。精度が低い群について、それをもたらした本質的な問題について考察し改善策を検討する。
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Causes of Carryover |
研究は計画どおりに進行しています。残額は研究成果発表や原著論文作成に有効に使用します。
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Research Products
(1 results)