2018 Fiscal Year Annual Research Report
Standardization of speech audio (CI-2004) of artificial hearing aids
Project/Area Number |
15K01345
|
Research Institution | Aichi Shukutoku University |
Principal Investigator |
井脇 貴子 愛知淑徳大学, 健康医療科学部, 教授 (60387842)
|
Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
城間 将江 国際医療福祉大学, 保健医療学部, 教授 (80285981)
米本 清 岩手県立大学, 社会福祉学部, 教授 (90305277)
|
Project Period (FY) |
2015-04-01 – 2019-03-31
|
Keywords | 語音聴取評価検査CI-2004 / 人工聴覚補償機器 / 語音聴力検査 / 人工内耳 / 基準値 |
Outline of Annual Research Achievements |
人工聴覚補償機器の進歩は目覚ましく、音の入力方法も多様化している。我々が開発した「人工内耳装用のための語音聴取評価検査CI-2004」は聴覚補償機器の適応や装用効果などを調べるために、臨床上多く使用されており、研究論文にも数多く引用されている。しかし試案であったため、今回これらの基準値を求めることを目的として研究をおこなった。対象は正常聴覚の成人(青年群、壮年群、中高年齢群)と成人人工内耳装用者である。静寂時下および雑音負荷で、いずれの対象においても語音の提示音圧は65dBで固定し、雑音はS/N0dB、S/N5dB,S/N10dBの各条件下で実施し、正常聴覚成人の単音節検査においては以下の結果が得られた。青年群における静寂時下 98.8%、S/N+10dB 96.2%、S/N+5dB 93.9%、S/N±0dB 85.5%、壮年群においては同じく99.2%、94.2%、93.3%、86.9%、中高年群においては98.7%、94.7%、90.8%、81.0%であった。基準値が確定したことにより本検査法の信頼性と妥当性が検証された。
|
Research Products
(8 results)