2018 Fiscal Year Annual Research Report
Examination of the relationship between knee joint cartilage mechanical stress and MRI / T2 mapping early cartilage degeneration degree
Project/Area Number |
15K01424
|
Research Institution | Tokyo Metropolitan University |
Principal Investigator |
山田 拓実 首都大学東京, 人間健康科学研究科, 教授 (30315759)
|
Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
妹尾 淳史 首都大学東京, 人間健康科学研究科, 教授 (00299992)
来間 弘展 首都大学東京, 人間健康科学研究科, 准教授 (80433184)
|
Project Period (FY) |
2015-04-01 – 2019-03-31
|
Keywords | MRI |
Outline of Annual Research Achievements |
40歳代女性5名,50歳代女性6名,60歳代女性2名,70-80歳代女性5名の膝軟骨のMRI撮像を実施した.20歳代男性5名,20歳代女性7名,の数値と比較した.大腿骨内側顆部中心部の軟骨の厚みの平均値は,それぞれ,0.68,0.68,(1.27),0.7,1.89,1.06 mmであった.中心部の軟骨の厚みは若年者に比べ,30%ぐらいの減少がみられた.大腿骨内側顆部後部の軟骨の厚みの平均値は,それぞれ,1.04,1.10,1.35,0.86,2.31,1.62mmであり,中心部に比べ,厚みが保たれていた.大腿骨外側側顆部中心部の軟骨の厚みの平均値は,それぞれ,0.78,0.96,1.45,1.66,1.19,1.10と比較的厚みが保たれており,内側荷重ストレスの影響が示唆された.MRIT2値は,40歳代女性5名,50歳代女性3名大腿骨内側顆部中心部の平均値は,それぞれ,42.1,56.5であり,膝軟骨の初期の変性を表していることが示唆された. 膝OA用AFO(Agilium Freestep, ottobock社製)装着前後で、静止立位時の足圧中心(以下:CopX)、前額面上での床反力(以下:ForceX)、膝内反角度、そして歩行時の膝内反モーメントがどのように変化するか、また扁平足との関連を検証した。対象者は、健常若年者17名(男性9名、女性8名、平均年齢22.06歳±0.54歳)とした。静止立位でのCopXとForceX、膝内反角度を出し、歩行は左右の片脚支持期で、膝内反モーメントの最初のピーク値と膝内反角度を出した。静止立位時のCopXとForceXでは、左右ともに通常時よりも膝OA用AFO装着時で有意に増加がみられた(p<0.01)。また、左右の膝内反角度では有意な減少がみられた(p<0.05)。一方、膝内反モーメントは、左右ともに有意な差は認められなかった。
|
Research Products
(1 results)