2015 Fiscal Year Research-status Report
オキシトシン・コルチゾールの母子関係形成と子どもの精神発達に与える影響
Project/Area Number |
15K01755
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Research Institution | Tottori University |
Principal Investigator |
黒沢 洋一 鳥取大学, 医学部, 教授 (50161790)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
大西 一成 鳥取大学, 医学部, 助教 (50596278)
松下 博昭 岡山大学, 医歯(薬)学総合研究科, 助教 (60732394)
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Project Period (FY) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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Keywords | オキシトシン / コルチゾール / 不安障害 / 自閉症 / ストレス / 子育て |
Outline of Annual Research Achievements |
本研究では、オキシトシン・コルチゾールが母子関係形成と子どもの精神発達に与える影響の評価を行う。環境省エコチル調査残余血液および質問票データを用いて鳥取地区の独自の調査として実施した。 妊婦の産前産後における血中オキシトシン・コルチゾール濃度の計測を行った。 妊婦の産前産後の追加アンケート調査を実施し回答を回収した。 現在、エコチル調査で得ている追跡調査アンケートの内容から妊婦の背景及び母親のストレス、不安感、気分の落ち込みと言った情動変化およびうつ病や不安障がいなどの精神疾患と子どもの精神発達および学習障がいなどの発達障がいとの関連を解明するため、必要項目を精査している。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
予算内の分析を完了し、質問票の項目との関係を解析評価する状況である。もともと、子供の自閉症などのアウトカムの情報については、現時点で得られるものを活用して解析を行う。
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Strategy for Future Research Activity |
エコチル全体調査の質問票の回答内容とオキシトシンコルチゾールの関係を解析し、濃度の違いによる母親の行動変容を見出す。 子どもの自閉症。発達障害などの疾患情報が得られ次第、その解析を実施する。
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Causes of Carryover |
今年度は、産前産後及び父親の検体が揃った参加者のみの分析を実施した。
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Expenditure Plan for Carryover Budget |
引き続き分析を実施する
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