2015 Fiscal Year Research-status Report
臨床現場との対話に基づくホスピス・緩和ケアの哲学の構築
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15K01991
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Research Institution | Shizuoka University |
Principal Investigator |
竹之内 裕文 静岡大学, 農学部, 教授 (90374876)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
森田 達也 聖隷クリストファー大学, 看護学研究科, その他 (70513000)
河原 正典 医療法人社団爽秋会岡部医院研究所, その他部局等, その他 (70711373)
坂井 さゆり 新潟大学, 医歯学系, 准教授 (40436770)
齊藤 美恵 西武文理大学, 看護学部, 講師 (80648113)
諸岡 了介 島根大学, 教育学部, 准教授 (90466516)
田代 志門 国立研究開発法人国立がん研究センター, その他部局等, その他 (50548550)
藤本 穣彦 静岡大学, 学内共同利用施設等, 准教授 (90555575)
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Project Period (FY) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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Keywords | ホスピスケア / 緩和ケア / 世俗化 / 医療化 / 宗教的ケア / スピリチュアルケア / good death |
Outline of Annual Research Achievements |
初回の研究会では、研究代表者、研究分担者、研究協力者、それぞれの役割分担を確認するとともに、対話の論点を明確にするという目的のもと、綿密な協議のうえ、今後の討議テーマを次のように定めた――①ホスピス運動(hospice movement)、②ホスピス・緩和ケア(hospice palliative care)、③トータルペインとスピリチュアルケア(total pain and spiritual care)、④QOLとウェルビーイング、⑤自然な死(natural death)、⑥食べること、⑦ホームケア(home care)、⑧コミュニティ(community)、⑨死と死ぬこと(death and dying)、⑩死にゆく者のケア(caring for the dying)、⑪希望(hope)。 第二回の研究会では、このうち①ホスピス運動(hospice movement)について、研究代表者は、David Clark の先行研究やC.ソンダースらの論著を踏まえて、暫定的な展望を示し、それに基づいて研究分担者や研究協力者と討議した。討議の記録は保管し、研究期間終了時までに、研究成果をまとめた著書を公刊する予定である。なお第二回研究会には、山室誠医師をゲスト講師として迎え、日本におけるホスピス・緩和ケアの歩みについて、貴重な証言を聴くことができた。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
先方の都合により、ゲスト講師を迎える順が入れ替わったが、研究の進捗には大きな影響はない。その他の点では、概ね計画通りに進捗している。
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Strategy for Future Research Activity |
文献研究については、北米(カナダ)において「緩和ケア」という概念が成立した経緯と背景を主題的に調査する。 現地(海外)調査については、研究協力者(国外)であるDavid Clarkの協力を得ながら、Mary Aikenhead(アイルランド)、St. Joseph HospiceとSt. Christopher’s Hospice(英国)などのホスピスで関係者に聞き取り調査を実施する。 学際的討議は、前年度に引き続き、年3回実施し、そのうち2回はゲスト講師を迎え、日本におけるホスピス・緩和ケアの発展に関わる課題等について話を聴く。
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Causes of Carryover |
今年度の研究会にゲスト講師として招聘する予定だった緩和ケア医の都合が合わず、次年度のゲスト講師として予定していた緩和ケア医を招聘した。しかもこの緩和ケア医は、次年度の研究会でもゲスト講師を務める予定で、今年度の研究会には自費で参加していただいた。
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Expenditure Plan for Carryover Budget |
次年度の研究会に、予定よりプラス1名のゲスト講師を招聘する。
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Research Products
(23 results)
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[Journal Article] Indicators of integration of oncology and palliative care programs: an international consensus.2015
Author(s)
Hui D, Bansal S, Strasser F, Morita T, Caraceni A, Davis M, Cherny N, Kaasa S, Currow D, Abernethy A, Nekolaichuk C, Bruera E.
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Journal Title
Ann Oncol
Volume: 26(9)
Pages: 1953-9
DOI
Int'l Joint Research
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[Presentation] 本当に生きるとは2016
Author(s)
竹之内裕文
Organizer
静岡いのちの電話、第2回電話相談員全体研修会
Place of Presentation
静岡県総合社会福祉会館シズウェル(静岡県静岡市)
Year and Date
2016-01-11
Invited
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