2017 Fiscal Year Annual Research Report
Reconstructing Philosophy of Hospice Palliative Care, through Dialogues with Clinical Professionals.
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15K01991
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Research Institution | Shizuoka University |
Principal Investigator |
竹之内 裕文 静岡大学, 農学部, 教授 (90374876)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
森田 達也 聖隷クリストファー大学, 看護学研究科, 臨床教授 (70513000)
河原 正典 医療法人社団爽秋会岡部医院研究所, 診療, 医師 (70711373) [Withdrawn]
坂井 さゆり 新潟大学, 医歯学系, 准教授 (40436770)
齊藤 美恵 西武文理大学, 看護学部, 講師 (80648113) [Withdrawn]
諸岡 了介 島根大学, 教育学部, 准教授 (90466516)
田代 志門 国立研究開発法人国立がん研究センター, 社会と健康研究センター, 室長 (50548550)
藤本 穣彦 静岡大学, 農学部, 准教授 (90555575)
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Project Period (FY) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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Keywords | ホスピス / 緩和ケア / 世俗化 / 医療化 / 宗教的ケア / スピリチュアルケア / good death |
Outline of Annual Research Achievements |
最終年度の2017年度は、研究目的のうち、主として3)に取り組んだ。詳細は以下の通りである。 計5回の研究会を開催した。そのうち3回(8月26日、11月22日、3月9日)は「死と死別をめぐる対話を通したケアのネットワーキング」というテーマのもと、本研究メンバーに加えて、死と死別について異なった理論・実践的背景を有する参加者を招き、国立がん研究センターで研究会を実施した。また8月6日には医療・福祉・教育など、臨床現場の多様な専門家を招き、well-beingをめぐる特別研究集会を静岡大学で開催した。さらに3月9日には本研究メンバーで最終の研究会を開き、研究成果のとりまとめを行った。 なおカナダ・米国で予定していた聞き取り調査については、出産のため研究協力者(国外)である岩本喜久子の協力を得られなかったため断念し、文献やウェブ上での情報収集について助言を得た。これに替えて、「臨床現場との対話」の一環として、第6回ホームホスピス全国合同研修会(明治大学中野キャンパス、12月3日)に参加し、またホームホスピス宮崎かあさんの家を訪問し、フィールドワークと対話を通してホスピス・緩和ケアの新しい展開とそれを支える理念について知見を得た。 本研究の実績は別掲の通りであるが、研究代表者の論文(“Dwelling in the world with others as mortal beings: “well-being” in post-disaster Japanese society”. Kathleen Galvin (ed.) Routledge International Handbook of Wellbeing)が印刷中であること、また研究成果のとりまとめとして、単著『死とともに生きることを学ぶ 哲学と対話』(仮題)を研究代表者が執筆中であることを申し添えておく。
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Research Products
(24 results)
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[Journal Article] Consensus development of quality indicators for end-of-life care in elders2017
Author(s)
Harue Masaki, Nobuko Kawai, Keiko Matsumoto, Miyoko Kuwata, Sachiko Yoshioka, Midori Nishiyama, Ryoko Uchino, Hiroko Nagae, Megumi Teshima, Sayuri Sakai, Kazuko Endo
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Journal Title
International Journal of Nursing Practice
Volume: 23(S1)
Pages: 1-27
Peer Reviewed
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[Journal Article] Review on the Elements Related to the Development of End of Life Care Quality Evaluation Index that Enriches the Final Years of the Elderly2017
Author(s)
Matsumoto K, Masaki H, Kawai N, Kuwata M, Yoshioka S, Nishiyama M, Sakai S, Endo K, Uchino R, Hayashi Y,Teshima M, Nagae H
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Journal Title
Journal of Nursing & Patient Care
Volume: 2(2)
Pages: 1-7
Peer Reviewed
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[Presentation] 一般病棟に勤務する新卒看護師の終末期がん患者の看取りケアに対する困難感尺度の開発2017
Author(s)
浅野暁俊,坂井さゆり,近文香,金子奈未,村松芳幸,関井愛紀子,小山諭,内山美枝子,菊永淳,野口美貴,佐野由衣
Organizer
第22回日本緩和医療学会学術大会
Invited
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