2017 Fiscal Year Annual Research Report
The Transformation of Aesthetics and its Cultural Border-crossing in Modern Japan
Project/Area Number |
15K02075
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Research Institution | Hitotsubashi University |
Principal Investigator |
イ ヨンスク 一橋大学, 大学院言語社会研究科, 教授 (00232108)
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Project Period (FY) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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Keywords | 東アジアの美意識の変容 / 文化的越境 / Diasaporatic Modernnity |
Outline of Annual Research Achievements |
平成29年度は東アジアにおける美意識の変容をDiasporic Modernitiesの観点から考察した。その成果は2017年6月24日から27日にソウルの高麗大学で開催されたThe 2017 AAS-in-Asia Conference で<Bodies in Motion: Dance and East Asia Modernisms Across Borders>のパーネルで発表した。そのパーネルはミシガン大学のEmily wilcox准教授、ハワイ大学のJudy Van Zile名誉教授、多摩大学の講師,國吉和子さん、梁ジョンスン韓国シャマニズム研究所所長がそれぞれ研究発表を行い、東アジアにおける美意識の変容と文化的越境について充実した議論と国際的共同研究の可能性を見出した。 また2017年5月13日には<東アジアにおける芸術的な想像力とその深層世界>をテーマに国際シンポジウムを主催して、その成果を一橋大学大学院言語社会研究科紀要『言語社会』12号(2018年3月)に掲載した。 海外における研究成果発表は、2017年11月中国の南京大学、2017年12月韓国の全州大学、2018年3月ローマ大学でそれぞれ行った。とくにローマ大学で発表した<The Dancing Body and Colonialism>についてはほかの参加者と有意義な討論を通して新鮮な刺激を受けた。
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Research Products
(5 results)