2017 Fiscal Year Annual Research Report
The Genisis and its development of Eco-cosmopolitanism poetics in the Pacific-lim Literature
Project/Area Number |
15K02336
|
Research Institution | Nagaoka University of Technology |
Principal Investigator |
高橋 綾子 長岡技術科学大学, 工学研究科, 准教授 (30435416)
|
Project Period (FY) |
2015-04-01 – 2018-03-31
|
Keywords | ゲーリー・スナイダー / エコフェミニズム / 環境詩学 / Ecopoetics / エココスモポリタニズム / デプスエコロジー / 英語俳句 |
Outline of Annual Research Achievements |
環太平洋文学におけるエココスモポリタニズム詩学研究の研究成果として、単著『ゲーリー・スナイダーを読む』を無事、思潮社から2018年3月に出版することができた。環太平洋文学における環境詩学を代表するゲーリー・スナイダーに関する研究書で、総ページは303頁、これまでのスナイダー研究は男性が中心であったが、女性研究者の視点も加味し新たにエコフェミニズムとデプスエコロジーの視点から焦点を当てた点に新規性がある。 また、英語論文である、”Anne Waldman and Thoreau’s Civil Disobedience”が共著本Thoreau in the 21st Century: Perspectives From Japanとして、日本ソロー学会編集により金星堂から2017年10月に刊行となった。 招待講演として、Symposium: Translations and Transformations: Modern and Contemporary Haiku Lineage in Japanese and English Poems,(世界俳句の現在) として、2017年5月13日、日本大学国際関係学部において、“Haiga and its Development”を司会兼パネリストとして発表した。 国際会議としては、2017年12月15日に台湾淡河大学で開催された、国際比較文学シンポジウムThe Twelfth Quadrennial International Comparative Literature Conferenceに参加し、 “Ecopoetics and Japanese Poetry” を発表した。発表した原稿は現在査読中である。
|
Research Products
(6 results)