2018 Fiscal Year Annual Research Report
The Transpacific as the Space of the Other Culture: Unfurling Asian American Culture Across the Pacific
Project/Area Number |
15K02362
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Research Institution | Waseda University |
Principal Investigator |
麻生 享志 早稲田大学, 国際学術院, 教授 (80286434)
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Project Period (FY) |
2015-04-01 – 2019-03-31
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Keywords | トランスパシフィック文化 / 異文化空間 / アジア系アメリカ運動 |
Outline of Annual Research Achievements |
1)2018年度における実績:a) アメリカ学会第52回年次大会(於・北九州大学)ワークショップB "Transpacific Overtures: The Black Atlantic and Setter Colonialism II" における司会を担当、その詳細について学会プロシーディングに報告(2018年6月);b) カナダ・モントリオール大学教授 Greg Robinson による講演 (早稲田大学)"Japanese Americans and their Internment Experiences during World War II" を企画・開催(2018年6月);c) ハンティントン・ライブラリー(米カリフォルニア州)におけるアジア系アメリカ運動に関する資料調査・研究(2018年8月);d) 全米日系人博物館(米カリフォルニア州)における日系移民史に関する資料調査・研究(2018年8月);e) カリフォルニア州立大学ロサンゼルス校チャールズ・E・ヤング・リサーチ・ライブラリーにおける20世紀初頭の米大衆文化に描かれるアジア系移民の表象に関する資料調査・研究(2018年8月);f) アジア系アメリカ文学研究会年次フォーラム「アジア系アメリカ文学におけるボーダーナラティブ」(於・早稲田大学)を企画・開催。 2)本年度はアジア系アメリカ運動に関する資料調査・研究を中心に、それに関連する学会・講演会等の企画・運営に携わった。これらの成果を基盤に、今後初期アジア系アメリカ運動の歴史的展開とその意義について更なる調査・研究を進め、1970年代後半にアメリカの大学等研究機関においてアジア系研究が確立されていく課程をアジア系アメリカ文化・文学の展開と絡めて文化史的な視点から論文、さらには著書として発表していく予定である。
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