2015 Fiscal Year Research-status Report
Project/Area Number |
15K02719
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Research Institution | Hiroshima University |
Principal Investigator |
盧 濤 広島大学, 社会(科)学研究科, 教授 (80289652)
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Project Period (FY) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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Keywords | 誤用の分類 / 語順 / 統語範疇 / 語彙中心主義 |
Outline of Annual Research Achievements |
1) いままで集め保存している日本人大学生による中国語の作文(作文授業の宿題、筆記試験の答案、卒業論文の中国語要旨など)を整理し、品詞ごとの誤用分類を行い、インプットしてデータベースの構築を始めている。 2) パリにおける中国語研究会や中国における中国語教師研修プログラムなどに参加し、日本人学生と他言語使用者の中国語学習者の誤用例を収集し比較分析を行ってみた。 3) 関連する図書、資料を集め、誤用分析や中国語の文法・語彙と中国語教育に関連する先行研究、特にここ10年間のものを体系的に把握し整理し、誤用分析からの問題提起を試み、語彙中心主義に基づく誤用の分類法を確立している。 4) 目下構想中の誤用分析の補遺篇の完成を始めている。 5) パリにおける中国語研究会において研究内容の口頭発表を行い、誤用例に基づく中国語の語順と統語範疇の再分析を試みていた。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
計画通りに進んでいる。
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Strategy for Future Research Activity |
異なる言語を背景とする学習者の誤用の傾向を分析するためには、その調査を展開していく必要があると思われる。
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Causes of Carryover |
平成27年度に、残額が生じたが、使用調節がうまくいかなかったというのが理由。
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Expenditure Plan for Carryover Budget |
1)データ収集とデータベース構築のための人件費を使う。2)他の教育機関における中国語誤用に関する調査を実施する。3)海外における口頭発表を行う(今現在、12月23日に台湾中原大学における関連学会において発表する予定)。
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[Presentation] 漢語語序与範疇2015
Author(s)
盧 濤
Organizer
漢語語法研究与習得―句法和語義国際研討会
Place of Presentation
パリ第七大学(パリ・フランス)
Year and Date
2015-06-05 – 2015-06-08
Int'l Joint Research