2016 Fiscal Year Research-status Report
Learning to argue, support, and defend a stance in a second language: Interactional features of conflict talk sequences in university English peer discussion tasks
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15K02766
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Research Institution | Kanagawa University |
Principal Investigator |
David Aline 神奈川大学, 外国語学部, 教授 (70289958)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
細田 由利 神奈川大学, 外国語学部, 教授 (70349124)
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Project Period (FY) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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Keywords | 外国語教育 / 第二言語習得 / 会話分析 |
Outline of Annual Research Achievements |
2016年度は国内外の学会においてこれまでの研究成果として7本の論文を発表した。7本の論文の内容をまとめると、主に次の3つのトピックに分けられる。(1)タスクを用いて語学教育を行うやり方、意義、そして成果についての報告、(2)大学生の英語を使用したグループディスカッションにおける論争の始まり方の会話分析、(3) 大学生の英語を使用したグループディスカッションにおける論争の終わり方の会話分析、である。発表において聴衆の先生方から多くのコメントや提案をいただき、論文改訂に役立てている。そのうち、(2)の大学生の英語のディスカッションにおける論争の始まり方については、論文改訂を終え、国際誌に投稿済みである。 また、3月には研究協力者であるポートランド州立大学のJohn Hellermann氏を招いて第二言語の会話分析に関する3日間の集中ワークショップを行った。ワークショップでは本研究課題のデータも発表し、Hellermann氏をはじめとする多くの参加者からデータ分析に関する多くのアイディアをいただいた。さらにHellermann氏とはプライベートコンサルテーションも行い、本研究課題で使用しているデータの分析を共に行い、研究の遂行に役立てた。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
研究課題に関しての多くの論文を順調に書き上げている。ポートランド州立大学のHellermann氏からの協力も得ることができ、今後どのようにこの研究を進めていくべきであるかの目途もついた。また、学会発表をした論文については数多くの会話分析者や第二言語教育者からのアドバイスやコメントをいただき、順調に論文改訂を進めることができている。
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Strategy for Future Research Activity |
今後も今までに分析したデータに基づく論文の改定を行うとともに、新しく分析したデータの分析に基づく論文の作成を行っていきたい。2017年度は本研究課題の最終年度であることから、できるだけ多くの論文をまとめあげたい。
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Causes of Carryover |
研究協力者招聘が3月末になってしまったため、それまで物品費を抑えたために、予定よりも少ない使用額になった。
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Expenditure Plan for Carryover Budget |
2017年度は3月に研究者招聘などがないため、3月以前に計画的に使用していく予定である。
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