2016 Fiscal Year Research-status Report
大学と大学院の連携による教員養成モデル:教師教育者、教員、学生の発達を目指して
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15K02792
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Research Institution | International Christian University |
Principal Investigator |
渡辺 敦子 国際基督教大学, 教養学部, 講師 (70296797)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
宮原 万寿子 国際基督教大学, 教養学部, 講師 (00453556)
岩田 祐子 国際基督教大学, 教養学部, 教授 (50147154)
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Project Period (FY) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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Keywords | 教員養成モデル / 大学と大学院の連携 / 教師教育者の成長 / 教員の成長 / 学生の成長 / 教師認知 |
Outline of Annual Research Achievements |
平成27年度秋学期、冬学期に研究を実施しデータを得た。研究の内容は本研究の研究者1名が担当する英語教育学を履修する大学院生が本研究の研究者他2名が担当する学部の英語の授業に学生として参加をし、授業後に面談をして授業について話し合い、ジャーナル記述を学部の英語の授業に学生として参加したことによる自己の教員認知についての振り返りの場とした。平成28年度春学期、秋学期、冬学期において本研究の次の段階の実施を試みた。研究の内容は大学院生が学部一年生の授業の非参与参観を行い、授業参観後について話し合い、ジャーナルを記述し、大学院生と研究者で授業案を作成し、ティームティーチングを行い、それを教師教育者である本科研の他1名の研究者が非参与参観し、授業後、授業について大学院生、学部で授業を担当する研究者、教師教育者の三者で話し合うということである。大学院生が学部の授業に非参与参観するために学部一年生に研究の説明をし、同意書を配布したが、すべての学生からの同意書を得ることができずに、研究実施はできなかった。平成29年度が本研究の最終年であるために、研究の一部は実施できなかったが、平成28年度冬学期から平成27年度秋学期、冬学期に実施した研究のデータの分析に着手しはじめた。平成28年度(平成29年3月)にJACET(大学英語教育学会)言語教師認知研究会において初期のデータ分析について報告をする発表をした。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
28年度に集めたデータをもって分析を始めようと予定していたが、研究の一部である大学院生が学部一年生の授業を非参与参観し、その後ティームティーチングすることを予定していたが、すべての学生からの同意書を収集することができず、実施することができなかった。それに伴い、データ分析に着手するのが遅れてしまった。
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Strategy for Future Research Activity |
本年度は研究データの分析を中心に行い、国内の学会、研究会での発表を予定している。また研究課題に関連した分野の研究者を招聘し、国内でセミナーを開催し、本研究の研究結果を報告するとともに、日本において言語教師認知の研究の普及に貢献したい。
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Causes of Carryover |
大学院生が学部の英語の授業を非参与参観した後の面談を録音し、その書き起こしを業者に依頼する予定であった。非参与参観の実施をすることができずに書き起こしの依頼をしなかった。また研究分担者が海外の学会に参加予定であったが、キャンセルとなった。
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Expenditure Plan for Carryover Budget |
本年度3月に国内外から言語教師認知の分野で活躍をしている研究者を招聘し、セミナーを開催する予定。講演者の渡航費、宿泊代、謝礼等に使用予定である。
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Research Products
(1 results)