2015 Fiscal Year Research-status Report
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15K03362
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Research Institution | Meiji Gakuin University |
Principal Investigator |
鈴木 岳 明治学院大学, 経済学部, 教授 (80251734)
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Project Period (FY) |
2015-04-01 – 2020-03-31
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Keywords | 無限次元一般均衡モデル / 飽和測度空間 / 社会正義と経済理論 |
Outline of Annual Research Achievements |
先ず完成・受理/出版された学術論文として以下のものが挙げられる。 ``A Coalitional Production Economy with Infinitely Many Indivisible Commodities", Economic Theory Bulletin 4(1), 35-52, 2016, ``An Exact Lemma for Gelfand Integrals: A characterization of the Fatou Property" (with M. Ali Khan, and N. Sagara) forthcomong in Positivity, DOI10.1007/s11117-015-0539-z, ``On Differentiated and Indivisible Commodities:An Expository Re-Framing of Mas-Colell's 1975 Model" (with M. Ali Khan), forthcoming in Advances in Mathematical Economics. また論文``On Large Individualized and Distributionalized Exchange Economies with Infinitely Many Commodities" (with M. Ali khan and N. Sagara)、及び著書「自由と経済格差」を現在準備中である。論文は殆ど完成しつつあり、2016年度中に何れかの学術雑誌に投稿される運びとなるはずである。著書は明治学院大学経済学部で同タイトルの講義を2014年度より行っており、いずれ近いうちに出版したいと考えている。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
研究申請時の当初計画が無理の無い適切なものであったことが理由である。ただし、現在準備中の(Ali Khan、Sagara両教授との)論文は当初は2015年度(初年度)に出版まで達成出来る予定であったのが、出版がやや遅延しているとは言えるが、これは研究の遅延によるものでは無く、むしろ論文の内容が当初よりも充実強化された結果であり、当研究計画にとっては全く問題は無く、むしろ望ましい結果であると考えている。
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Strategy for Future Research Activity |
2016年度に於いては研究計画の変更は無い。全て計画通り順調に進んでおり、引き続き進めていきたいと考えているが、同時に研究費申請時には気づかれていなかった研究課題が視界に現れてきてもいるために、今後の研究方向を具体的にはどうするべきかについて2人の研究協力者と協議中である。
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Causes of Carryover |
少額であり、特に問題は無いと考える。
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Expenditure Plan for Carryover Budget |
パソコン周辺機器、書籍などで使用したいと考えている。
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Research Products
(5 results)