2017 Fiscal Year Research-status Report
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15K03385
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Research Institution | Keio University |
Principal Investigator |
池田 幸弘 慶應義塾大学, 経済学部(三田), 教授 (80211720)
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Project Period (FY) |
2015-04-01 – 2019-03-31
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Keywords | 歴史学派 / ドイツ歴史学派 / オーストリア学派 / メンガー / 学派 |
Outline of Annual Research Achievements |
本研究計画と間接的に関連するものとして、下記の西澤保氏との共同論文を公刊することができた。 Tamotsu Nishizawa and Yukihiro Ikeda,"From New Liberalism to Neoliberalism: Japanese Economists and the Welfare State Before the 1980s" in: LIBERALISM & THE WELFARE STATE, edited by Roger E. Backhouse, Bradley W. Bateman, Tamotsu Nishizawa and Dieter Plehwe, 2017. また、下記の論文集をアナリサ・ロッセーリ氏と編集し、ラウトレッジ社から公刊した。 Yukihiro Ikeda and Annalisa Rosselli, ed. War in the History of Economic Thought: Economists and the Question of War (Routledge Studies in the History of Economics), 2017. 西澤氏との共同論文については、部分的に日本へのドイツ経済思想への伝播についてふれたが、本来の自著(単著)の刊行にはこぎつけていない。これについては、まずは出版社との交渉を開始する予定である。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
予期せぬ形で行政職に任じられることになったので、2017年秋以降の作業が遅延している。2017年度中に、出版社との交渉を開始し公刊のめどをつける予定だったが、2018年春の時点で、公刊のめどはたっていない。
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Strategy for Future Research Activity |
遅延している研究を推進させるために、つぎのような方策が必要である。暫定的なものであっても、一応の公刊計画をもとに、出版社との交渉を開始すること、これである。
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Causes of Carryover |
行政職に任じられたため、研究の遂行が思うようにできなかった。資金の使用計画としては、ドイツ経済思想とカール・メンガーの関係を調査するためのヴィーンへの資料調査、日本経済思想史学会への参加、そのほか資料整理などのための謝金、図書費などを予定している。
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Research Products
(2 results)