2017 Fiscal Year Research-status Report
インドの小地域住民全数データを参照基準とした途上国自治体統計制度改革の研究
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15K03393
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| Research Institution | Yokohama National University |
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Principal Investigator |
岡部 純一 横浜国立大学, 大学院国際社会科学研究院, 教授 (70204013)
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| Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
金子 治平 神戸大学, 農学研究科, 教授 (40204557)
坂田 大輔 立教大学, 社会情報教育研究センター, 助教 (70734359) [Withdrawn]
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| Project Period (FY) |
2015-04-01 – 2019-03-31
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| Keywords | 統計制度 / インド |
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| Outline of Annual Research Achievements |
1. 本研究の成果物: Jun-ichi (研究代表者), and Bakshi, Aparajita, A New Statistical Domain in India: An Enquiry into Village Panchayat Databases, Tulika Books, New Delhi, 2016について金子治平(研究分担者)が『統計学』(経済統計学会)に書評を発表。同書は, 経済統計学会から2017年度学会賞を受賞した。本研究の成果物が国内的にも評価された。
2. 同じく本研究の成果物: 岡部純一,『行政記録と統計制度の理論――インド統計改革の最前線から』の原稿が完成し、それに対して 平成３０年度科学研究費助成事業（研究成果公開促進費）（学術図書）が採択されて。 出版助成を受けて2018年9月に日本経済評論社より刊行の運びとなった。
3. 連携研究者:宇佐美好文が本研究の成果として共著で、Vaishali Bansal Yoshifumi Usami, Vikas Rawal, Agricultural Tenancy in Contemporary India: An Analytical Report and A Compendium of Statistical Tables based on NSSO Surveys of Land and Livestock Holdings, Society for Social and Economic Research, 2018を発刊した。
4. 【雑誌論文】【図書】の欄に掲げた研究発表を行った。これは途上国自治体統計制度改革とヨーロッパのそれの比較分析である。
5. インド及びインド以外の海外地方自治体統計制度について資料収集を行った。インドで文献・資料のフォローアップ調査も実施した。
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| Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
本研究プロジェクトによる成果物『行政記録と統計制度の理論』(2018)が完成したため、順調に進展したことは確かである。また連携研究者:宇佐美好文が共著で、Agricultural Tenancy in Contemporary India (2018)を公刊したことは大変大きな進展である。だが、それら予定外に大規模なの仕事のために，研究代表者による追加調査実施(インド)が2018年3月の年度末ぎりぎりにずれ込み、事業期間を1年間延長し、追加調査の結果を研究会で議論し学会発表することになった。成果物『行政記録と統計制度の理論』(2018)の刊行も2018年9月にずれ込んだ。本研究課題は確実に進捗したが完成が数ヶ月次年度にまたがる格好となった。だがそれは研究が予定外に大規模化したための予定変更であって、研究が順調に進展していることにかわりはない。
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| Strategy for Future Research Activity |
本研究プロジェクトによる成果報告『行政記録と統計制度の理論』が300頁を超える長大な内容になっため完成に想定以
上に時間を要した。そのため，研究代表者による追加調査実施(インド)が2018年3月の年度末ぎりぎりにずれ込んだ。そのため事業期間を1年間延長し、追加調査の結果を研究会で議論し学会発表することになった。また、本研究の成果物: 岡部純一,『行政記録と統計制度の理論――インド統計改革の最前線から』が平成３０年度科学研究費助成事業（研究成果公開促進費）（学術図書）に採択され, 2018年9月に日本経済評論社より刊行されることになったので、この成果物の評価と課題をめぐって関連研究者とさらに議論する必要がある。
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| Causes of Carryover |
<理由> 本助成事業プロジェクトによる成果報告「行政記録と統計制度の理論」が300頁を超える長大な内容になっため完成に想定以上に時間を要した。そのため，研究代表者による追加調査実施(インド)が2018年3月の年度末ぎりぎりにずれ込んだ。
<使用計画> そのため事業期間を1年間延長し、追加調査の結果を研究会で議論し学会発表する。本研究の成果物: 岡部純一,『行政記録と統計制度の理論――インド統計改革の最前線から』が平成３０年度科学研究費助成事業（研究成果公開促進費）（学術図書）に採択され, 2018年9月に日本経済評論社より刊行されることになったので、この成果物について関連研究者と議論する。
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| Remarks |
正式URLは、http://www.jsest.jp/学会賞/歴代受賞者リスト/2017年度%E3%80%80経済統計学会賞/
選考対象著作: 岡部純一, Aparajita Bakshi（共著）A New Statistical Domain in India: An Enquiry into Village Panchayat Databases, 2016, Tulika Books
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Research Products
(5 results)
