2016 Fiscal Year Research-status Report
パネル単位根検定における多重検定手法の適用に関する研究
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15K03403
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Research Institution | Osaka Gakuin University |
Principal Investigator |
松木 隆 大阪学院大学, 経済学部, 教授 (60319564)
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Project Period (FY) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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Keywords | 非定常パネルデータ / 単位根 / 共和分 / 多重検定 / 定常covariate |
Outline of Annual Research Achievements |
本年度においては、昨年度の研究成果を踏まえた上で、その発展及び応用、さらに成果発表を行った。特に、理論的な発展・応用として、既存方法の理論的な問題点の指摘やそのパフォーマンスの改善方法の提案を行った。これらの成果は、以下の論文として纏められている。 "Improvement of stepwise multiple testing using a stationary covariate for unit root testing in nonstationary panels, " Osaka Gakuin University Discussion Paper Series, no.19, pp.1-13, 2016. 「パネル単位根検定における問題と多重検定の適用」『国際学研究』vol.6, No. 3, pp.31-40、2017年。 また、まだ途中段階ではあるが、実証分析への適用も一部試みている(下記論文)。 "Output convergence across Asian countries," The 15th International Convention of the East Asian Economic Association報告論文, pp.1-26, 2016. さらに、国内外の学会・研究会において、成果の発表も行った。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
交付申請書の研究計画に沿う形で研究が進行していると考える。本年度中に計画されていた研究は概ね実行できた。また、結果の一部は既に論文として発表した。
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Strategy for Future Research Activity |
基本的に交付申請書の研究計画に沿って行う予定であり、ほぼ変更点はないと思われる。また、得られた結果は学会や研究会において報告する予定である。
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Research Products
(8 results)