2017 Fiscal Year Annual Research Report
Study on Team Management for Organizational Learning
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15K03630
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| Research Institution | Nanzan University |
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Principal Investigator |
安藤 史江 南山大学, ビジネス研究科, 教授 (70319292)
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| Project Period (FY) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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| Keywords | チーム・マネジメント / 組織学習 / 多様性 / 就業継続 / テキストマイニング |
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| Outline of Annual Research Achievements |
最終年度にあたる平成29年度は、平成28年度にヒアリング調査に協力いただいた企業1社に対し、質問票調査を実施し、200名以上の回答者からのデータを得ることができた。質問票調査の実施がやや遅れたこともあり、現在もまだ、その分析を進めているところである。
また、平成28年度に行ったヒアリング調査やそれまでに行ってきた文献整理をはじめとする調査の結果に基づき、働くことに関する価値感や経歴や家族関係などに多様性をもつ人々が、どのように職場で効果的なチームとして機能し、成果をあげることが可能になるかという視点から、分析対象を育児期の女性に絞り込んだ考察も行った。その成果は単著論文「ケア責任をもつ女性の就業継続・育成のための組織変革マネジメント」で発表済みであり、当論文は、公益社団法人全日本能率連盟主催による、第69回全国能率大会の論文発表大会にて上位5本の表彰論文として選出された（上位10本までが該当する優秀論文の受賞そのものは2018年1月に発表されたが、最終結果の公式発表は2018年5月末）。
平成29年度は、これまでに収集したデータをより効果的に活用するために、分析手法についてのさまざまな検討も行い、テキストマイニング分析やシステム・ダイナミクスとの融合性についても学習を深めた。特に、テキストマイニング分析には、自ら学習に努めるとともに、その分野における第一人者との共同研究という形をとり、何度もそのための議論を重ねた。現在、その成果としての共著を執筆しているところであり、まずはディスカッション・ペーパーとして発表してから、さらなる深耕を加えたうえで、国内の学術誌への投稿を計画している。
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Research Products
(3 results)
