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2017 Fiscal Year Research-status Report

クラウドソーシングにおける高度人材評価方法に関する研究

Research Project

Project/Area Number 15K03647
Research InstitutionTokyo Institute of Technology

Principal Investigator

比嘉 邦彦  東京工業大学, 環境・社会理工学院, 教授 (50282877)

Project Period (FY) 2015-04-01 – 2019-03-31
Keywordsクラウドソーシング / 高品質人材評価 / 成果物評価 / マイクロタスク / IWP / Big5
Outline of Annual Research Achievements

2016年度は十分なサンプル数を集められなかった複雑性の高いタスクについて、2017年度は海外クラウドソーシングサイトUpworkを利用することで 70人のワーカーからデータを得ることに成功した。具体的には、Upworkに登録されている高度人材3名のワーカーについて2つの視点での調査、および回答者のIndividual Work Performance (IWP:高度人材の評価の枠組み)、Big5(人の性格を構成する5つの要素)、性格分析の為の自由文回答の情報を得るアンケートを発注し、70人の応募者から回答を取得した。アンケートで得た調査作業開始前後のBig5の比較及び自由文回答の分析から、作業開始前にワーカーの能力を見極められる可能性を確認した。
また、上記の分析を行うために自由文(70人分)を評価する必要があり、そのために既存研究などを参照しながら4つの視点からの評価項目を設計し、その妥当性の確認の為の事前調査を発注し、300人からの調査回答を得た。 この様に設計した各評価項目について5段階評価を発注し、統計処理の為各レポート各項目につき100人、計10200人の募集を開始し、年度末時点で1700人から回答を取得している。

Current Status of Research Progress
Current Status of Research Progress

3: Progress in research has been slightly delayed.

Reason

国内のクラウドソーシングサイトでのワーカー募集では必要人数を集めることが困難であったため(理由は不明)、海外サイトを利用することを検討・実施するための時間が掛ったことが最大の遅れの理由であった。ただ、その成果があり、十分な参加人数を確保することに成功したことから、来年度には大きな研究の進展が見込まれる。

Strategy for Future Research Activity

2017年度末までに得られた1700人からの回答データの分析を進めるとともに、職種の異なる(仕事内容の異なる)高品質人材についても、同様の事前評価方法が適用可能かを実証実験で検証することで、クラウドソーシングにおける高度人材評価方法の提案を行うことを目指す。

Causes of Carryover

統計分析に必要な量のデータ取得が年度末になってしまったため、当初予定していた海外での国際会議発表が行えなかった。現在は、9月にポルトガルで開催される国際会議に投稿中であり、その審査結果待ちである。また、来年1月に米国で開催される国際会議に投稿するために論文を執筆中であり、今年度は予算を有効に活用できるものと思われる。

  • Research Products

    (1 results)

All 2018

All Presentation (1 results)

  • [Presentation] クラウドソーシングにおけるリッカート尺度アンケートの回答品質評価2018

    • Author(s)
      高宮務, 井川甲作, 比嘉邦彦
    • Organizer
      日本テレワーク学会2018年度発表大会

URL: 

Published: 2018-12-17  

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