2015 Fiscal Year Research-status Report
看護職者の職務遂行困難状況に対するレジリエンス向上支援の研究
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15K03661
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Research Institution | Sapporo City University |
Principal Investigator |
田中 広美 札幌市立大学, 看護学部, 講師 (50404819)
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Project Period (FY) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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Keywords | 看護師 / レジリエンス |
Outline of Annual Research Achievements |
本研究の目的は、就職後1,3,5 年目の看護職者の職務遂行を困難にする要因を明らかにし、有効な支援を検討することである。 データ収集として、看護系研究学術集会に参加し、看護師のレジリエンスに関係する研究の状況把握に努めた。また、レジリエンス研究や書籍による情報収集も行った。 このような情報収集内容をインタビュー調査の参考とし、インタビュー内容・質問紙の検討を行った。 次に、看護職者の職務の継続困難状態からの回復という視点から、職場適応の変化が見えやすい新人から中堅になる時期として就職1 年目、3 年目、5 年目の看護師を対象としてインタビュー調査と質問紙調査を実施した。複数の施設の協力を得て、看護師の業務上の状況についてデータ収集した。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
インタビュー調査まで終え、現在分析の途中段階である。インタビュー内容の検討、研究倫理審査申請、研究協力施設や対象への説明までは順調に運んだが、それ以降のインタビュー・質問紙実施のプロセスに時間を要した。そのため、逐語録の作成や分析過程に影響が及んだ。
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Strategy for Future Research Activity |
当初の計画を確認し、前年度と今年度で計画上のスケジュールに戻していくようにスケジュールの調整をする。
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Causes of Carryover |
1月の時点で「その他」の経費としてテープおこしに必要な金額が明確であったため、不足がないよう支出を控えた結果である。
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Expenditure Plan for Carryover Budget |
次年度に繰り越し、物品費として使用する
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