2017 Fiscal Year Annual Research Report
A study on support measures to improve nurse resilience in performing duties
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15K03661
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Research Institution | Sapporo City University |
Principal Investigator |
田中 広美 札幌市立大学, 看護学部, 講師 (50404819)
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Project Period (FY) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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Keywords | 看護師 / 困難 / レジリエンス |
Outline of Annual Research Achievements |
本研究の目的は、就職後1,3,5年目の看護職者の職務遂行を困難にする要因を明らかにし、有効な支援を検討することである。平成27年度は書籍や論文などから参考となる文献を収集した。平成28年度から29年度にかけ各経験年数の看護師を対象としたインタビュー調査およびデータ分析を行った。その結果、職務遂行における身体的側面と精神的側面の困難を明らかにすることができた。平成29年度12月ころから、研究協力が得られた病院の看護部に研究成果を還元することを目的に、職務遂行上の困難な状況および、対処時のよりどころとなるレジリエンスの考えかたについて学習する機会をもういけることを提案している。平成29年度は病院による研修がすでに年間計画され、臨時で実施することが困難であるが、今後、看護師研修の一環として、より良い労働環境にむけた取り組みの一環として組み入れられるか検討段階にある。2018年3月に一つの取り組みとして、看護師への助言や相談を受ける身近な立場にあり、まじかに看護師の職務遂行状況をみている主任クラスの看護師を対象に、5年目までの看護師像の理解の一助とするため、研究成果を伝達する機会を設けた。看護師が直面している困難を経験年数別に提示することで、それぞれの役割における困難な状況を伝えることができた。現在、職務遂行上の困難をテーマに論文にまとめ投稿し査読審査を受けている段階であり、平成29年度に関連するテーマで学会発表を行った。
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