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2018 Fiscal Year Annual Research Report

Exploratory Studies on Creation of Born-Global Companies in the Entertainment Software Studios in Smartphone Platform

Research Project

Project/Area Number 15K03699
Research InstitutionRitsumeikan University

Principal Investigator

中村 彰憲  立命館大学, 映像学部, 教授 (70367134)

Project Period (FY) 2015-04-01 – 2019-03-31
Keywords独立系開発スタジオ / 経営戦略 / ベンチャー企業 / ボーングローバル / 国際経営
Outline of Annual Research Achievements

今年度は、最終年度であることから、これまでの知見を引き続き整理しつつデジタルゲームに関する国際大会、DiGRA2018に参加し、インディーゲーム開発と、グローバル化に関する意識について研究者の交流を進めることが出来た。また、インディーゲームに関する国際的な展示会にも参加し、そこでの出展社などに対しても継続的に半構造化面接を実施した。これらに加え、東南アジア地域でのゲームアプリ関連における調査を行政関連政策などともあわせ進めることが出来た。これで当初想定していた、日本、アメリカ、オーストラリア、欧州、中国、そしてその他のアジア地域におけるスマートフォン向けエンターテインメントソフトウェアの展開に関する比較調査を進めることが出来た。
これらの結果、インディーゲームのゲームスタジオにおいて独自のキャリアパスが形成されつつある点、グローバルに展開するうえでのクラウド・ファンディングの活用、従来のレガシー作品でディレクターを経験したひとたちがインディーチームを立ち上げた際のボーン・グローバル型展開における優位性ならびにチームメンバー自体が国際的な編成に基づいて推進されるチームのグローバル展開での優位性などが確認できた。これらに加え市場の拡大が続いて中国においても市場変化(とりわけ政策展開や行政側の構造改革などの影響)に応じてグローバル化を急速に進めるなどといった状況も確認出来ている。
また、市場が形成されるか否かといった産業形成期のエンターテインメントなどについても、必然的に最初期の作品から、国際展開せざるを得ない状況になるという事実も明らかとなった。同時に新興エンターテインメントのとりわけ黎明期は小規模企業にとってもグローバル展開がよりやりやすいという事実を確認出来たという点も併せて付記しておきたい。

  • Research Products

    (3 results)

All 2018

All Journal Article (1 results) Presentation (1 results) (of which Invited: 1 results) Book (1 results)

  • [Journal Article] 2017年新興市場の現況2018

    • Author(s)
      中村彰憲
    • Journal Title

      ファミ通ゲーム白書2018

      Volume: 19 Pages: 392-397

  • [Presentation] デジタルコンテンツ産業の展望~日本とASEANの更なる連携強化に向けて~2018

    • Author(s)
      中村彰憲
    • Organizer
      国際機関日本アセアンセンターセミナー
    • Invited
  • [Book] 中国ゲーム産業史:China Game Industrial History テンセント・NetEaseなどの企業躍進の秘密2018

    • Author(s)
      中村彰憲
    • Total Pages
      409
    • Publisher
      Gzブレイン

URL: 

Published: 2019-12-27  

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