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2015 Fiscal Year Research-status Report

海外地域統括会社に関するグローバルな事業評価システムの実証研究

Research Project

Project/Area Number 15K03765
Research InstitutionYokohama National University

Principal Investigator

溝口 周二  横浜国立大学, 国際社会科学研究院, 名誉教授 (30200033)

Project Period (FY) 2015-04-01 – 2019-03-31
Keywordsマネジメント・コントロール / 戦略会計 / 地域統括会社
Outline of Annual Research Achievements

ドイツのボーフム大学にて開催された20th International Euro-Asia Research Conferenceに出席した。4年間の研究テーマとして27年度科研費で受給した「海外地域統括会社に関するグローバルな事業評価システムの実証研究」の比較研究の始めとして、フランス側研究者によって、現在調査している日本のヨーロッパ地域に所在する地域統括会社に対してアンケート及びインターネットによる企業実務調査アンケートを実施した。この結果に基づく研究報告を共同で同学会で行った。
報告内容としては、日本企業に対する調査項目と全く同じ項目についてのアンケート調査をフランスの研究者もアジアにおけるフランス企業の地域統括会社に行っている。この双方の調査結果は共同研究のためのデータとして利用し、研究成果を論文としてとりまとめることがすでに合意されている。このため、これから作成する研究論文の方向性、骨子などの概要についても打合せを行うことが必要なことから、これらについても直接の研究打ち合わせを行った。
2016年2月にポー大学にフランス側の研究者を訪ねた。27年度調査によって選別された各企業の本社に対して事業評価システム及び地域統括会社の構築戦略、運用の効果、設置決定プロセスなどに関するインタビュー調査を行う事の説明を実施した。調査手法は、原則として、現地に赴き、現場を視察し、関係幹部または担当者とのインタビューを主とする。以上についてフランス側との調査対象会社の選定の調整を議論した。

Current Status of Research Progress
Current Status of Research Progress

2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.

Reason

日本企業の本社に対して事業評価システム及び地域統括会社の構築戦略、運用の効果、設置決定プロセスなどに関するインタビュー調査を行うために準備を行った。調査手法は、原則として、現地に赴き、現場を視察し、関係幹部または担当者とのインタビューを主とするもので大手化学会社の本社、海外子会社、経理部門などにインタビューを行った。この他に調査対象とする部門は、海外子会社における会計/営業/購買/製造/物流/情報システム等その拠点に存在する各機能とそれに関連する取引先となるがフランス側の企業について、その候補社を取り上げ、実施可能性について議論した。

Strategy for Future Research Activity

本年度はインタビューの会社数を日本、フランス側で増加し、その実施を行う。これに加えて、これまでの中間報告を、例年出席しているInternational Euro-Asia Research Conferenceに参加し、報告を行う。この研究については、この10年ほど、フランスの研究者と共同研究として行っており、今回も国際共同研究の成果の一部についての報告である。すでにいくつかの研究業績が主要国際ジャーナルなどで掲載されるなど順調に推移しており、研究報告以外にも今後の共同研究の進行などについて打ち合わせを行う。

  • Research Products

    (1 results)

All 2015

All Funded Workshop (1 results)

  • [Funded Workshop] 20th International Euro-Asia Research Conference2015

    • Place of Presentation
      ドイツ ボーフム大学
    • Year and Date
      2015-05-26 – 2015-05-30

URL: 

Published: 2017-01-06  

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