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2015 Fiscal Year Research-status Report

障害のある子どもを持った家族の日米比較:エコ・カルチャー理論を用いた家族評価

Research Project

Project/Area Number 15K03954
Research InstitutionThe University of Tokyo

Principal Investigator

伊藤 圭子  東京大学, 国際本部, 特任講師 (60534435)

Project Period (FY) 2015-04-01 – 2019-03-31
Keywords家族調査 / 障害児 / エコカルチャー理論
Outline of Annual Research Achievements

今年度の国内調査は、予定通り北海道、沖縄地区での調査を行った。沖縄調査では、一部やむを得ない変更が一部あったが(「現在までの進捗状況」のところで詳しく説明)、おおむね順調にデータ収集を行うことができた。
比較群である健常児のデータ収集を東京で行った。来年度から、この被験者が所属するPTAの会で親御さんの協力を得られることとなった。打ち合わせのミーティングを一度行ったが、次年度に面談調査にご協力をいただけることになった。当初の予定には無かったが、栃木県と茨城県での被験者リクルートの協力が得られた。次年度、栃木県での障害児の親の会で研究概要の説明を行うこととなった。

米国調査については、米国の研究者(UCLA)などと、米国での被験者のリクルート等について現地(ロサンゼルス)でミーティングを行う予定であったが、渡米することができなかった。打ち合わせの年度が来年度に延びたが、研究協力は行っていくということで変更はない。今回の打ち合わせでは、米国での被験者リクルートとデータ収集を、2回の訪米で完了できるかどうかについて何度かメール、電話、スカイプでの話し合いを行った。必要であれば、渡米回数を増やすなどして被験者確保を行う必要がある。また、北カリフォルニアの障害者支援施設でのリクルートが可能になる可能性が出てきた。しかし、具体的な打ち合わせは一度目の訪米の際に現地(オークランド)で行うこととなった。したがって、面接でのデータ収集をこの施設で行うことができるようであれば、2度目以降の訪米の際に行うこととなる。

Current Status of Research Progress
Current Status of Research Progress

2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.

Reason

おおむね順調に進展しているが、今年度予定していた沖縄調査で、研究協力者の一人であるFクリニックの院長N氏の健康上の問題が起こり、今後Fクリニックでの調査をどのように進めていくか、クリニックの看護士らと話し合いを持つ。N医師の病状回復を待って今後の面接予定などについて再度検討することとなった。沖縄の他の研究協力者・機関には変更がないので、そちらの面接等は引き続き行っていく。

Strategy for Future Research Activity

米国調査:
来年度は、米国の被験者リクルートについて、具体的な打ち合わせを行う。また、実際に被験者を北米で募り、パイロットとしてインタビュー調査を行う。問題点や修正点などがないかどうか検討し、本調査への足がかりとする。被験者への声かけなどは引き続きおこなっていく。

日本調査:
日本での調査をさらに進める。来年度は、東京を中心とした関東圏の調査を重点的に行う。他の地区でも、親の会などのスケジュール調整が行えれば、引き続き被験者を集め、データを増やしていく予定である。

Causes of Carryover

今年度、米国など、情報収集のための旅費などが発生しなかったため。

Expenditure Plan for Carryover Budget

次年度には、今年度行う予定であった旅費と、当初の予定にあった調査出張を行うため、繰越分を含めて使用予定である。

URL: 

Published: 2017-01-06  

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