2017 Fiscal Year Annual Research Report
Practical study on formulation of management plan at national university and how to support by IR
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15K04305
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| Research Institution | Kobe University |
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Principal Investigator |
高田 英一 神戸大学, 評価室, 准教授 (60336039)
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| Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
桑野 典子 九州大学, インスティテューショナル・リサーチ室, その他 (00624751) [Withdrawn]
森 雅生 東京工業大学, 広報・社会連携本部, 教授 (20284549)
関 隆宏 新潟大学, 経営戦略本部, 准教授 (30380546)
大石 哲也 東京工業大学, 広報・社会連携本部, 特任准教授 (30552236)
関口 正司 九州大学, 法学研究院, 教授 (60163101)
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| Project Period (FY) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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| Keywords | IR / 中期計画 / 国立大学 / 人材育成 |
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| Outline of Annual Research Achievements |
本研究では、国立大学の中期計画を対象として、その策定等とIRによる支援の実践及び国立大学の実態調査を通じて現状と課題を把握し、もって、我が国の国立大学の計画策定のあり方を明らかにすること、計画策定の支援等を行う人材育成プログラムの開発を行うこと等を目的としている。
平成27年度は、文献調査や第2期の中期計画の進捗管理の検証を行った。検証の結果、中期計画と年度計画の間の策定主体、策定の視点等の齟齬が進捗管理に支障を生じさせている等の課題が明らかとなった。また、研究者らの所属する国立大学において、第3期の中期計画・年度計画の策定の支援を実践した。さらに、「IR人材育成プログラム」（九州大学、大学院生対象、5科目2単位）、教職員の評価・IR能力の向上を目的とする研修「SDセミナー」（九州大学）等に研究成果や実戦経験を活用した。
平成28年度は、前年度の中期計画策定の支援等の実践の検証とともに、国際交流等の分野における第3期の中期計画を素材として、ロジックモデルの枠組みを元に、中期計画の課題の分析を行った。
平成29年度（最終年度）は、国立大学の計画担当理事に対するアンケート調査を実施し、IRによる中期計画の支援の現状と課題を調査するとともに、そのあり方を検討した。また、これまでの研究成果を踏まえて、IR人材の育成を目的とする「IR集中講習会」（平成30年1月30日、東京国際フォーラム、66名参加）を開催した。参加者の満足度に関する事後アンケートの結果では、「満足」「どちらかと言えば満足」の回答を合わせて98.1%で（52名回答）あった。
以上のように、研究期間全体を通じて、中期計画の現状と課題、IRの支援のあり方を検討し、支援を実践したが、依然中期計画には課題が見受けられるため、引き続き、中期計画策定の支援の実践と研究を通じて、IRの支援手法の改善を図る。
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| Remarks |
IR集中講習会（2018.1.30）における森雅生,IRデータの収集計画とIR組織の運営について,関隆宏,目標・計画の策定とIR―中期目標・中期計画を中心に―,大石哲也,教学データの可視化分析手法,高田英一,国立大学における計画・評価のロジックモデルを用いた現況分析とIRによる支援のあり方
関隆宏，研究や産学連携の推進に向けたIRの基礎，産学連携セミナー，2017.11.15，新潟大学駅南キャンパス
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