2018 Fiscal Year Annual Research Report
Development of the instruction teaching materials of the drama expression for outside teachers specialized in drama in a child-care worker training school.
Project/Area Number |
15K04530
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Research Institution | The University of Nagano |
Principal Investigator |
山本 直樹 長野県立大学, 健康発達学部, 准教授 (70586502)
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Project Period (FY) |
2015-04-01 – 2019-03-31
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Keywords | 劇表現 / 保育者養成 / 教材開発 |
Outline of Annual Research Achievements |
本研究の目的である、演劇を専門としない教員が劇的要素を意義深く活用できるための内容や工夫点、展開方法等を明らかにし、その成果を劇表現指導教材としてまとめるために、30年度は以下の内容を行った。 ①開発した教材の検討および修正:連携研究者の花輪充(東京家政大学)らの協力のもと、長野県立大学を中心に合同で劇表現を研究する勉強会の中で行われたシンポジウム(シンポジスト:小林志郎、麓洋介、花輪充)において、作成教材を中間的に発表し、その検討の機会をもった。その成果は、31年度であるが、日本保育学会第72回にて報告を行った。 ②関連研究の動向調査:昨年度に引き続き、保育者養成校における劇的な「保育内容(表現)」のあり方を探るため、日本保育学会での大会発表要旨集の中から「保育内容(表現)」や劇的な要素に関する研究動向の調査を3年間にわたって行ってきたが、その成果(70年分)を日本保育学会第71回大会にて報告した。 ③研究成果の報告・普及:最終的な成果としてA5版52ページの「演劇を専門としない教員のためのウソとホントの狭間の教育的活用法」を作成し、日本保育学会第72回にて配布した。また、最終成果のまとめとして、その成果と課題を記した「保育者養成校における演劇を専門としない教員のための劇表現指導教材の開発」研究成果報告書の発行を行った。関連校に送付すると共に、日本保育学会第72回においても配布した。また、web上にも公開した。
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