2016 Fiscal Year Research-status Report
沿岸域における細粒懸濁物の動態解明に基づく物質循環像の新展開
Project/Area Number |
15K06227
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Research Institution | The University of Tokyo |
Principal Investigator |
鯉渕 幸生 東京大学, 大学院新領域創成科学研究科, 准教授 (60349800)
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Project Period (FY) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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Keywords | 細粒土砂 / インターバルカメラ / 東京湾 / 都市沿岸域 |
Outline of Annual Research Achievements |
本年度は病気療養中のため、進捗は少なかったものの、機器開発において大きな進展があった。
申請当初は水中インターバルカメラを作成し、細粒土砂を海底で記録する予定であったが、新たに開発した浮力式鉛直移動装置により、水柱全体において細粒土砂を記録することが可能になった。
次年度にこの新規開発機器を現地で利用することで、細粒土砂について、有用で新しい知見が得られるものと期待される。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
1: Research has progressed more than it was originally planned.
Reason
申請当初は水中インターバルカメラを作成し、細粒土砂を海底で記録する予定であったが、新たに開発した浮力式鉛直移動装置により、水柱全体において細粒土砂を記録することが可能になった。
次年度にこの新規開発機器を現地で利用することで、細粒土砂について、有用で新しい知見が得られるものと期待される
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Strategy for Future Research Activity |
今後は、水柱鉛直撮影装置を高精度化すると同時に、この新規開発機器を現地で利用することで、細粒土砂について、有用で新しい知見が得られるものと期待される。
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Causes of Carryover |
病気療養中のため、次年度使用額が生じたこと。機器開発で多額の出費となるため、次年度に使用を集中させることとした。
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Expenditure Plan for Carryover Budget |
機器開発により多額の出費が予想され、十分に利用可能である。
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