Development of weather model considering climate change and short-term change for detailed future energy consumption forecast

2018 Fiscal Year Annual Research Report

• Project/Area Number: 15K06326
• Research Institution: Aichi Institute of Technology
• Principal Investigator: 細淵 勇人 愛知工業大学, 工学部, 講師 (20581292)
• Project Period (FY): 2015-04-01 – 2019-03-31
• Keywords: 外気温 / 時系列モデル / 将来的変動 / 気候変動 / 土地被覆・都市化状態の変化

Outline of Annual Research Achievements

地球温暖化等による気候変動といった地球規模でのマクロな変動や、土地被覆・都市化状態の変化といったミクロな変化が気象に及ぼす影響を考慮し、将来的変動をシミュレート可能な気象外乱（外気温モデル）の開発を本研究の目的とし、本年度は、省エネルギー基準による地域区分を用いることとして選定したモデル開発各地点の詳細な傾向把握を行い、モデルの開発に着手した。
１）累積出現頻度及び月平均値の傾向：昨年度、99の開発地点の1分値データの基本的な傾向把握を行ったが、これについて、累積出現頻度及び月平均値の傾向を求め、地点間の比較を行った。
2) 各地点の年の違いによる傾向の把握：99の開発地点各地点について、各年度ごとの傾向に違いがみられるか検証を行った。
3) モデルの開発：昨年度成果を受けて、今後の推進方策としていた、各モデル開発地点のモデル開発のために、①年平均、②年周、③日周の各成分の分離を検討した。
研究期間は終了したが、当初計画の通り研究を推進できたとは言えず、今後も引き続きモデル開発を行ってゆく予定である。今後の研究の展開に関する計画として、上記分離した成分のモデル化、各地点のモデルパラメータの比較を行い、統一的なモデル開発につなげることとしたい。