2015 Fiscal Year Research-status Report
東南部アフリカにおける小農の生計、リスク、および農業政策に関する社会実装型研究
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15K07635
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Research Institution | Tokyo University of Agriculture |
Principal Investigator |
高根 務 東京農業大学, 国際食料情報学部, 教授 (10450470)
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Project Period (FY) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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Keywords | アフリカ / 農村開発 / 農業政策 / マラウイ / モザンビーク / 小農の生計 |
Outline of Annual Research Achievements |
初年度である平成27年度は、当初計画通りモザンビークでの調査を開始した。研究代表者が現地のモザンビークコットン研究所との調査打ち合わせをおこない、今後の農村調査のための協力合意を取り付けたほか、同研究所の研究者を大学院生として研究代表者の所属大学に受け入れ、今後の調査の体制を整えた。 加えて、研究協力者がもう一つの調査国であるマラウイで農村実態調査を実施した。マラウイでの調査においては、小農に対する聞き取り調査をおこない、その成果を学会で報告(口頭発表)した。またマラウイ農業省から留学生を研究代表者の所属大学に受け入れ、2年度目以降のさらなる調査研究に必要な準備をおこなった。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
当初予定通り2カ国で実際の調査を開始するとともに、現地政府機関から研究者を受け入れて共同調査の準備をおこない、今後の研究成果を現地還元する体制を整えた。
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Strategy for Future Research Activity |
研究2年度目はモザンビーク・マラウイ両国において、現地研究者と共同で農村調査をおこなってその成果のとりまとめ、学会等で報告していく。また調査結果は現地研究者を通して調査対象国の協力機関に還元し、研究成果の社会実装化を進めていく。
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Causes of Carryover |
海外での調査研究に関する支出に際し、為替変動等の理由により当初支出予定との間に若干の誤差が発生したため。
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Expenditure Plan for Carryover Budget |
次年度の海外旅費に充当して支出する。
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Research Products
(1 results)