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2015 Fiscal Year Research-status Report

ゲノム編集技術を用いた核膜孔構成因子レポーターマウスの作出とその機能解析

Research Project

Project/Area Number 15K07780
Research InstitutionOkayama University

Principal Investigator

秋山 耕陽  岡山大学, 学内共同利用施設等, 助教 (20515142)

Project Period (FY) 2015-04-01 – 2018-03-31
Keywordsゲノム編集 / 遺伝子工学
Outline of Annual Research Achievements

平成27年度では、CRISPR/Cas9システムを利用したノックインマウスを作出方法の確立を目指し、下記の研究を予定した。
1.Tmem48遺伝子の翻訳開始部位および翻訳停止部位を標的としたguide RNAを設計する。CRISPR/cas9システムでは、設計されたguide RNAごとにそのDNA切断効率が大きく異なることから、本実験では、それぞれ4ヶ所程度を標的としたguide RNAを構築する。
2.構築したguide RNAとCas9プラスミドを鋳型として作成したCas9 mRNAをマウスの受精卵に前核注入し、胚盤胞期まで培養する。胚盤胞期の胚を用いてPCRおよび塩基配列の決定を行うことでもっとも効率の良いguide RNAを選抜する。
3.GFPもしくは3xFLAGがTmem48のN末端側に挿入された融合タンパク質として機能するようにドナーベクターを構築する。
しかしながら、本年度は研究環境の整備に時間を要したため、具体的な研究を実施することができなかった。

Current Status of Research Progress
Current Status of Research Progress

4: Progress in research has been delayed.

Reason

ゲノム編集による遺伝子組換え動物の作出を目指し、本年度の研究を計画したが、本年度は、研究環境の整備に時間がかかったため、研究を実施することが困難であった。そのため、組換えDNA実験の学内承認を受理されるに留まる、次年度に繰越す研究費も生じる等、研究計画に大きな遅れが生じた。以上のことから本年度の達成度は、(4)遅れている、と自己評価した。

Strategy for Future Research Activity

当初研究計画を遂行するためには次年度以降、早急な対応が必要となるが、必要な技術等はすでに修得しており、試薬等の購入は済ませている点からも具体的に研究を実施することで当初計画を大きく変更することなく研究を遂行することができる。

Causes of Carryover

研究環境の整備に時間がかかったため、研究を実施することが困難であった。そのため、本年度に購入予定であった実験動物や機器類が購入できなかったことから次年度に繰越す研究費が生じた。

Expenditure Plan for Carryover Budget

次年度に繰越した研究費は、本年度の研究計画で購入予定であった物品の購入に充当させる。

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Published: 2017-01-06  

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