2017 Fiscal Year Annual Research Report
Pathological analysis of Alzheimer`s disease through multi-layered omics study of blood exosomes derived from brain
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15K08326
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Research Institution | National Center for Geriatrics and Gerontology |
Principal Investigator |
滝川 修 国立研究開発法人国立長寿医療研究センター, その他部局等, その他(移行) (70163342)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
奥野 海良人 国立研究開発法人国立長寿医療研究センター, その他部局等, その他 (50623980) [Withdrawn]
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Project Period (FY) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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Keywords | 認知症 / アルツハイマー病 / 神経細胞由来エクソソーム / アストロサイト由来エクソソーム / リキッドバイオプシー |
Outline of Annual Research Achievements |
加齢性神経変性疾患である認知症の根本治療薬の開発は高齢化が急速に進む我が国のみならず欧米先進国の喫緊の課題である。これまでに認知症の50%以上を占めるアルツハイマー病(AD)においてアミロイド仮説に基づき神経毒とされるアミロイドβペプチド(Aβ)の産生抑制剤及び免疫療法の開発が行われて来たが何れも成功しておらず、アミロイド仮説が揺らぎ始めている。本研究の目的は、ADの前段階である軽度認知症及びAD患者の脳細胞(アストロサイト及び神経細胞)由来の血漿中エクソソームの多層的オミックス解析、即ち、トランスクリプトーム解析(miRNA)、メタボロミクス、プロテオミクスのnon-biased3層解析を行うことにより、その分子病態に迫り、ADの予防法や根本治療薬の開発に資する新たな科学的基盤を提供することにある。 本研究では血漿に含まれる神経細胞由来エクソソーム(NDE)及びアストロサイト由来エクソソーム(ADE)の単離法の確立を試みた。その結果、ExoQuickを使用して濃縮した全エクソソームからL1CAMやグルタミントランスポーターを利用した既報の方法「Fiandaca et al., Alzheimers Dement. 11:600-607, (2014)およびMustapic, et al., Frontiers in Neuroscience, 11:278, (2017)」では再現性良くNDEを単離することができず、当初目標とした多層的オミックス解析を実施するには至らなかった。ExoQuick 濃縮で凝集(あるいは融合)が原因である可能性が高い。この結果を受けて、今後はExoQuick を使用しないNDE及びADEの単離法の確立を行う予定である。
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Research Products
(7 results)
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[Journal Article] Metabolome analysis reveals the association between the kynurenine pathway and HHV6 encephalopathy in immunocompetent children2017
Author(s)
Torii Y, Kawano Y, Sato H, Fujimori T, Sasaki K, Kawada J, Takikawa O, Lim C K, Guillemin G J, Ohashi Y, Ito Y.
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Journal Title
Metabolomics
Volume: 13
Pages: 136
DOI
Peer Reviewed / Int'l Joint Research
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