2015 Fiscal Year Research-status Report
反転授業の呼吸器外科学臨床教育への導入と学習効果の検討
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15K08561
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| Research Institution | Kyoto Prefectural University of Medicine |
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Principal Investigator |
伊藤 和弘 京都府立医科大学, 医学(系)研究科(研究院), 客員講師 (30398367)
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| Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
西村 元宏 京都府立医科大学, 医学(系)研究科(研究院), 客員講師 (00398372)
島田 順一 京都府立医科大学, 医学(系)研究科(研究院), 准教授 (60315942)
加藤 大志朗 京都府立医科大学, 医学(系)研究科(研究院), 講師 (70315943)
下村 雅律 京都府立医科大学, 医学(系)研究科(研究院), 助教 (90433268)
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| Project Period (FY) |
2015-10-21 – 2018-03-31
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| Keywords | 反転授業 / オンライン授業 / 医学教育 / 遠隔教育 / e-learning |
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| Outline of Annual Research Achievements |
呼吸器外科学の臨床実習を受ける医学生（第5、6学年）を対象に、オンラインの事前学習を義務づけ、知識を習得した上で臨床実習（手術・周術期管理）に参加させる。
オンライン学習用のビデオ教材を制作する。医学生は、原発性肺癌について病期診断（CT読影）、手術手技、周術期管理、化学療法などについて、オンラインで学習した上で臨床実習に参加する。医学生に対する反転授業の効果として、小テストにより知識定着の評価、学習時間の延長効果の有無、満足度の評価を行う。初年度は、前半を反転授業なしの群、後半を反転授業ありの群として、プレテストと終了テストの成績を比較して反転授業の効果を評価する。
オンライン学習用のビデオ教材を制作する。医学生は、原発性肺癌について病期診断（CT読影）、手術手技、周術期管理、化学療法などについて、オンラインで学習した上で臨床実習に参加する。医学生に対する反転授業の効果として、小テストにより知識定着の評価、学習時間の延長効果の有無、満足度の評価を行う。初年度は、前半を反転授業なしの群、後半を反転授業ありの群として、プレテストと終了テストの成績を比較して反転授業の効果を評価する。
前半の臨床実習の学生に対して、臨床実習の前後の小テストを行い、評価を行っているところである。
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| Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
認定をいただくまでに６ヶ月かかっており、実際に研究課題に取り組んで進めるためのソフトの購入、サーバーの設定に遅延が出ている。平成２８年度の５年生の臨床実習の開始に合わせて、オンライン学習がスタートするようにサイトを構築し、運営を行い、データの蓄積を開始した段階である。
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| Strategy for Future Research Activity |
小テストの成績を集約しつつ、呼吸器外科のオンライン教育の方法としての学習用ホームページを作成した。今後、コンテンツの充実をすすめ、いろいろな学習内容を載せていく計画である。学習内容についてのフィードバックを受ける体制を、グーグルの無料サービスを利用して構築していく。京都府立医科大学医学部学生の臨床実習のデータを、来年の４月までに１年分をのデータを集積させる計画である。
コンテンツのデータ容量の増加に伴い、サーバー容量の不足などの懸念がある。コンテンツ作成のための時間が不足する懸念がある。
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| Causes of Carryover |
承認をいただいたのは10月に入ってからで、ソフトや使用するパソコンの選定の再確認に時間を要した。発表する学会・研究会の時期が合わず、旅費の申請はゼロであった。
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| Expenditure Plan for Carryover Budget |
サーバーの維持、通信費、学会発表に伴う交通費、書籍、論文発表のための英文校正費などで使用する計画である。
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