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2017 Fiscal Year Annual Research Report

The influence of AMPK, osteopontin, and appetite suppressor hormone in body weight gain, after smoking cessation

Research Project

Project/Area Number 15K08922
Research InstitutionOita University

Principal Investigator

阿部 航  大分大学, 医学部, 准教授 (80336297)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 宮崎 英士  大分大学, 医学部, 教授 (00264333)
石井 稔浩  大分大学, 医学部, 助教 (00528911)
Project Period (FY) 2015-04-01 – 2018-03-31
Keywords禁煙 / 骨粗鬆症 / オステオポンチン / RANKL
Outline of Annual Research Achievements

これまでの研究で禁煙後の体重増加において、食欲中枢抑制ホルモンレプチンが重要な働きを果たしていることを明らかにした。今回はレプチンの受容体を有し、肺気腫の病態に大きな役割を果たしていると考えられている「オステオポンチン」に着目した。当初予定した、レプチンにより活性化されるAMP活性化プロテインキナーゼ(AMPK)は、測定系を構築できなかったことから検討項目から除外し研究の方針を転換した。肺気腫患者において骨粗鬆症の合併率が有意に多いことから、喫煙が骨形成・骨吸収に与える影響について検討することした。検討項目として、骨芽細胞から分泌されるオステオポンチンの他に骨形成マーカーとしてⅠ型プロコラーゲン-N-プロペプチド(P1NP)、骨吸収マーカーとして酒石酸抵抗性酸フォスファターゼ(TRAP-5b)、骨マトリックス(基質)マーカーとして低カルボキシル化オステオカルシン(ucOC)とさらに破骨細胞前駆細胞を破骨細胞へと分化誘導するサイトカインであるReceptor activator of NF-κB ligand(RANKL)を測定した。RANKLはInterleukin-8(IL-8)の分泌を刺激することが知られており、肺気腫患者の喀痰中にIL-8が多く分泌されていることが知られている。
平成27年度から29年度にかけて、本研究に63名のニコチン依存症患者をリクルートし、この内研究参加の同意が得られた37名のエントリーを得た。治療終了時の禁煙成功率は約74%だった。脱落した7例を除く、30例について各種マーカーを測定することができた。最終年度は上記マーカーのうち、オステオポンチンとRANKLについて測定を行った。現在、各種マーカーについて統計的解析を行っている。

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Published: 2018-12-17  

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