2017 Fiscal Year Annual Research Report
Development of real-time virtual bronchoscopic navigation with image processing technology.
Project/Area Number |
15K10282
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Research Institution | Tokyo Medical University |
Principal Investigator |
吉田 浩一 東京医科大学, 医学部, 客員講師 (00424490)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
嶋田 善久 東京医科大学, 医学部, 助教 (00459497)
前田 純一 東京医科大学, 医学部, 講師 (50408176)
池田 徳彦 東京医科大学, 医学部, 教授 (70246205)
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Project Period (FY) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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Keywords | 仮想気管支鏡 / リアルタイム画像支援 / 気管支鏡 / ナビゲーション / 3D画像 |
Outline of Annual Research Achievements |
本研究はリアルタイム画像支援による仮想内視鏡の開発である。仮想気管支鏡を気管支鏡画像と並べ、リアルタイム表示を行うことで、高精度なナビゲーションシステムを開発することを目的としている。深部情報可視化3次元画像構築ソフト(SYNAPSE VINCENT、Fuji film社製)を用いて開発を行った。 予め匿名化された症例における胸部造影CTのDICOMデータを用いて、3D-CT及び気管支ナビゲーション画像を作成した。同症例における気管支鏡動画像から静止画抽出を行った。主に気管支分岐部の静止画像を用いて、個々の気管支分岐を同定する設定とした。再構築された仮想気管支鏡動画は、フレームレートを最適化することで、画像処理スピードの向上が得られ、より滑らかな動画表示を行うことが可能となった。 さらに気管支鏡動画と胸部CT画像から得られた3Dイメージを連携させ、仮想気管支内視鏡の動きや位置を推定するアルゴリズムの開発を行った。アルゴリズムは気管支鏡の挿入深度の位置変化や、術者による回転変化などに対応するものとした。仮想内視鏡画像と気管支鏡画像は同一モニター上に2画面表示され、常時リアルタイム表示とした。仮想内視鏡画像において、PCのCPU及びグラフィックボード演算能力を改善したところ、実際の内視鏡画像に対するタイムラグの解消が図られた。
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Research Products
(1 results)