2016 Fiscal Year Research-status Report
イメージマッチング法を用いた3次元股関節動態の可視化と治療への応用
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15K10450
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| Research Institution | Kyushu University |
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Principal Investigator |
中島 康晴 九州大学, 医学研究院, 教授 (10304784)
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| Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
東藤 貢 九州大学, 応用力学研究所, 准教授 (80274538)
濱井 敏 九州大学, 大学病院, 助教 (90643742)
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| Project Period (FY) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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| Keywords | イメージマッチング / 股関節 / 変性性股関節症 / 人工股関節 / 動態解析 |
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| Outline of Annual Research Achievements |
平成28年度では以下のことを明らかにした。
①正常股関節動態解析 日常生活動作（しゃがみ込み、椅子からの立ち上がり、ひねり動作など）における股関節動態を高精度で解析し、特に屈曲時の骨盤傾斜との関連を明らかとした。深屈屈曲時には股関節そのものの屈曲に加えて骨盤が後傾、そして腰椎が前彎することでバランスを得ている。② 変形性股関節症例における可動域制限によって股関節屈曲が強く制限されること、骨盤後傾のよってそれが代償されることを示した。上記深屈曲時には正常よりもさらに骨盤が後傾している。さらに可動域が制限されるとしゃがむという行為ができなくなる。③人工股関節術後の症例におけるスポーツ（ゴルフ、エアロバイク、テニス）中の股関節動態を、特に脱臼の原因であるインピンジメントを中心に明らかとした。
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| Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
イメージマッチングによる動態解析結果を複数報告しており、順調に経過していると判断している
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| Strategy for Future Research Activity |
動態解析で得られた結果をフィードバックする目的で、臨床における人工関節置換術におけるインプラント設置や術後スポーツ復帰における注意点につなげていきたい
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| Causes of Carryover |
28年度中は物品費、人件費の支出が予定よりも少なく、29年度に次年度使用となった。また、論文校正費などでその他の執行率が高くなった。
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| Expenditure Plan for Carryover Budget |
今年度はさらに計画的に使用するつもりです。
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Research Products
(3 results)
